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「出入り口」の全くない駅が山口県に新設され、海外でも話題に

「出入り口」の全くない駅が山口県に新設され、海外でも話題に
錦川鉄道株式会社

最近、山口県に新設された珍しい駅が、海外でも話題になっている。

 

徒歩で到達できない場所に駅

 

その駅の名は「清流みはらし駅」。鉄道ファンの間ではすでに有名だろう。今年の3月19日、山口県の錦川鉄道錦川清流線・南桑—根笠間に開業した。錦川清流線という名称の通り、この路線は景観の美しい錦川に沿って走っている。

 

この駅が話題になっている理由は、出入り口がないこと。改札口がないので、外から駅のホームに入ることができない。それ以前に、この駅は、外部から到達することがおそらく不可能だ。そんな場所にある。

 

そこは「絶景ポイント」

 

錦川鉄道によれば、国道などの道路から、自動車はもちろん自転車でも徒歩でも、この駅にたどり着ける道は存在しないそうだ。つまりこの駅は、列車から降りるだけの展望専用の駅。

 

 

展望の開けた「絶景ポイント」にあるこの駅からは、「眼下にある錦川の透明感、山側の滝をはじめ、新緑、ホタル、渡り鳥、雪景色などの自然を、四季折々一年通して」楽しむことができるという。

 

日本には様々な趣向を凝らした列車や駅があるが、その中でも出入り口のない清流みはらし駅は特に珍しいらしい。

 

米国の「boredpanda」、フランスの「LE FIGARO」、ギリシャの「Zougla」、インドネシアの「Bangka Pos」など世界各地のネットメディアが記事として取り上げ、「奇妙な(odd)」駅、「最も珍しい(most unusural)」駅などと形容している。

 

清流みはらし駅に停車するのは臨時イベント列車のみ。開業記念入場券が3月19日から発売されている。(了)

 

出典元:boredpanda:There’s A Train Station In Japan Built Solely To Admire The Scenery And The Only Way To Access It Is By Train(3/26)

出典元:錦川鉄道株式会社ホームページ

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