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タイでマラソンの参加者が迷子の犬を救助、抱えながら30kmを走りゴール!

タイでマラソンの参加者が迷子の犬を救助、抱えながら30kmを走りゴール!
Facebook/Maratonespr.com

タイで行われたマラソン大会で、参加者が迷子の子犬を抱えて走り続け、そのままゴールしたとして、注目を集めている。

 

選手らが子犬を避けていることに気づく

 

その参加者とはKhemjira Klongsanunさん(43)。彼女は先日、タイ西部のRatchaburiで開かれた26マイル(約42km)のマラソン大会に参加したという。

 

やがて7マイル(約11km)の地点に差し掛かると、他の参加者たちが子犬を避けて走っていることに気づいたそうだ。

 

このためKlongsanunさんはスピードを落とし、道路脇に膝をついて、震えているタイ・バーンケオ・ドッグの子犬をなだめ、同時に周りを見渡すことに。

 

周りには人もおらず、家もなかった

 

しかし付近には家もなく、観客もいない。恐らく道に迷ったか、捨てられたかのどちらかだが、このまま放置すれば犬は危険な目に遭うかもしれず、生きていくことはできないかもしれない。

 

そう感じたKlongsanunさんはレース中にも関わらず、信じられないことに子犬を抱き上げ、残り19マイル(約30km)の道のりを再び走り始めたという。

 

写真にも彼女が子犬を抱えて走っている場面が映っているが、他の参加者らもその姿を見て笑顔を浮かべたり、驚いた表情を向けたりしていたそうだ。

 

その後、Klongsanunさんは最後まで子犬を抱えながら走り、ゴールを果たすことに。

 

Esta mujer llamada Khemjira Klongsanun corrió 19 millas llevando un perro que se encontró mientras participaba en un…

Maratonespr.comさんの投稿 2019年1月29日火曜日

 

飼い主を探すも見つからず

 

レースを終えたKlongsanunさんは、すぐに子犬の飼い主を探そうとしたが、結局見つからなかったという。

 

そのため一旦、子犬を自宅に連れて帰り、もう一度飼い主に現れてくれるよう訴えたそうだ。

 

しかし結局、何の連絡もなかったため、彼女は子犬にマラソンにちなんだ「Chombueng」という名前をつけ、他の犬たちと一緒に育てることに。Klongsanunさんは次のように語っている。

 

「子犬を運びながら約20マイルも走り続けるのは、本当に大変でした。通常のマラソンの2倍は疲れました。でもとにかく、私は彼がかわいかったから、拾ったのです。彼を救えてうれしいです。喜んで彼を、他の犬と一緒に飼いたいと思っています」(了)

 

 

出典元:MailOnline:Bet she was dog-tired! Marathon competitor runs 19 miles carrying a PUPPY after finding it in the road during her race(1/29)

出典元:UPI:Marathon runner finds puppy, carries it 19 miles(1/29)

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