あのスパイ・ベルーガが再び登場、カモメと優しく触れ合う様子がかわいい
以前、ロシアの軍事基地から脱走したとみられるベルーガがいたのを、覚えておられるだろうか。
そのベルーガが再びノルウェーに現れ、なんともユニークな動画が撮影された。
スパイとして疑われたベルーガ
この動画を撮影したのは、ノルウェーで船の一等航海士として働くJan-Olaf Johansenさんだ。
彼によれば9月2日、ハンメルフェスト港で海の中を覗いていたところ、突然白いベルーガが姿を現したという。
しかもよく見ると、そのベルーガは今年の初めに、ロシア海軍の生物スパイではないかと疑われた「Hvaldimir」だったそうだ。
鳥を怖がらせることなく触れ合う
そしてJohansenさんが魚などを与えていたところ、この「Hvaldimir」は近くに寄ってきたカモメの気を引こうとし始めたという。
実際、「Hvaldimir」はカモメの足を優しく口に含んだり、つついたりしながら、一緒に遊びたがっていたそうだ。
しかも動画を見ると、カモメも最初は驚いていたが、その後は慣れてしまい、もはや逃げようともしなかった。
「Hvaldimir」は当初発見された時には、ハーネスをつけていたことから、ロシア海軍のスパイとして疑われたが、その後はハーネスも外され、逃がされたという。
しかしそれからも度々近海に現れ、時には海に落ちた観光客のスマホを拾って、届けることまでしている。
今回の動画でも鳥を怖がらせることなく触れ合っていたが、やはり相当賢いベルーガに違いない。(了)
出典元:Cater Clips:BELUGA PLAYS WITH SEAGULL(9/7)