病気のためイベントを欠席した「ミス・モスクワ」、実はモルジブで楽しんでいた!
病気を理由にイベントを欠席したロシア人のビューティー・クイーンが、実は南の島でバカンスを楽しんでいることが明らかとなり、タイトルを剥奪された。
モルジブで日光浴を楽しむ
そのビューティー・クイーンとは、大学の経済学部に通っていたAlesia Semerenkoさん(24)。
彼女は3カ月前に、ビューティ・コンテストに出場して優勝。「ミス・モスクワ」に選ばれ、冠を手渡されたという。
そして先日、ロシア軍落下傘部隊のイベントに出席する予定だったが、ひどく体調を崩したとの理由で、欠席したそうだ。
しかしその後、Alesiaさんがモルジブで日光浴を楽しんでいる姿がインスタグラムで発見され、「ミス・モスクワ」のタイトルが剥奪された。
https://www.instagram.com/p/BuQ8FA-niVC/
ダイヤが落ち、冠が壊れていた
やがてAlesiaさんとは連絡が取れなくなるが、この結果さらに大きな問題が浮上することに。
Alesiaさんは「ミス・モスクワ」に選ばれた時、豪華なダイヤモンドなどが散りばめられた冠を手渡されたが、それをルールに反して自宅に保管していたという。
しかも以前、マネージャーが自宅を訪れたところ、その冠のダイヤモンドが取れるなど壊れており、数箇所が曲がっていたそうだ。
もっとも冠が落ちたのか、またはAlesiaさんが壊したのかは分かっていない。ただし現在も彼女とは連絡が取れず、高価な冠も修理が必要とされている。
コンテストのディレクターであるTatiana Andreeva-Falkさんは、メディアの取材に対して次のように答えている。
「コンテストの優勝者は1年で数多くのイベントに参加する予定となっています。それらはたいていチャリティですが、Alesiaはこれまで1回も出席していないのです」
ステレオタイプ的な見方を壊したい
一方、Alesiaさんはコンテストに優勝した時、知性と美しさが両立しないという一般的な見方と戦うと宣言。
さらに「自分たちがキャットウォークを歩くことしかできないバカな人形だという、ステレオタイプ的な見方を打ち壊したい」と発言していたという。
そしてAlesiaさんは、自分はクイーンとしてのどんな役割も拒絶していないと否定。さらに冠を壊してはおらず、傷つけていないとも述べ、「自分が報復や偽りのキャンペーンの犠牲者だ」と主張しているそうだ。
果たして真相はどうなのか分からないが、かなり珍しい出来事と言えるだろう。(了)
出典元:Mirror:Russian beauty queen is stripped of her title after she was ‘spotted in the Maldives(3/22)
出典元:MailOnline:Russian beauty queen is stripped of her title after she was ‘spotted in the Maldives after pulling out of key events because of “illness”‘(3/22)