その長さは驚異の183m、日本人シェフが世界一長い麺を作りギネス記録
日本人のシェフが、世界一長い麺を作ったとして、ギネスに認定された。
ワシントン記念塔より14mも長い
そのシェフとは、八芳園に勤務する黒田弘さん。黒田さんは先日、世界一長い卵麺を作ることに挑戦。
1つの素材から麺を練り上げ、茹でる係、冷やして締める係、計測する係、そして運ぶ係の4人体制で挑んだという。
その結果、何とあのアメリカにあるワシントン記念塔より14mも長い、183.72mの長さを達成、ギネス世界記録に登録された。
細くすれば長さは稼げるが、切れやすくなる
サイトによれば、複数の麺をつなぎ合わせる事はできず、調理する際も特別な器具を使う事は禁止、使うのは手のみだったという。
また麺の切断を防ぎ、より中華鍋に投げやすくするため、麺はごま油に漬けられたそうだ。
そして麺を投げる際、黒田さんは手で麺を伸ばしていくのだが、より麺を細くして伸ばせば記録を大幅に更新する可能性が高くなる一方で、麺の強度が落ちて切れてしまう恐れがあったという。
この切れないように、しかも長さを伸ばしていくバランス感覚が記録達成に必須な要素の1つになったと説明している。
他にも多くのギネス記録を達成
実は黒田さんは、他にも多くのギネス記録を持っているという。以下がそれになる。
「3分間で準備できた麺の最多数」:(9人前)
「最も細い中華麺」(0.22 mm)
「1分間に削れた刀削麺の最多本数」(65,536本)
もはやギネス世界記録のエキスパートとも言える黒田さん。他の挑戦者へのアドバイスとして、次のように語っている。
「誰でも得意な部分と不得意な部分を持っていると思います。あまり得意ではないところの努力はそこそこにして、自分の得意なところを伸ばしてもらえると、良い結果につながるのではないかなと思っています」(了)
※さらに詳しくは下の動画をご覧いただきたい。
出典元:Guinness World Records:日本のシェフが183.72メートルの麺を手作りしギネス世界記録達成!(9/3)
出典元:Guinness World Records:Chef prepares record-breaking egg noodle that’s longer than the Washington Monument(9/2)