米軍が「未確認航空現象」に指定した物体、新たな写真が公開される
アメリカ軍が撮影したとされる奇妙な物体の写真が、新たに公開されている。
6枚の写真がリークされる
その物体が撮影されたのは2022年5月、場所はイラクの首都・バグダッド付近の上空とされている。
撮影したのは、アメリカ空軍のリーパー型ドローン。そこに搭載されたサーマルカメラ(熱感知カメラ)が、円筒形の物体を捉えたという。
今回公開された写真は6枚あり、それらはジャーナリストでドキュメンタリー映画監督のジェレミー・コーベル氏と、調査報道ジャーナリストのジョージ・ナップ氏にリークされた。
物体の温度は周囲よりも低温
この円筒形の物体は、「バグダッド・ファントム」と呼ばれ、米政府によって「Unidentified Aerial Phenomena(UAP:未確認航空現象)」として指定されているという。
通常、高速で移動する機体は、ロケットやエンジンのような推進システムによって熱を発生させるが、この物体を撮影したサーモグラフィは、周囲よりも低温であることを示していたという。
またこの物体には、翼やフィンも見られず、グライダーではないと考えられている。
米軍の関係者は、「UFOには目に見える推進力がなく、知的制御下にあるように見えた」と述べているそうだ。
6枚の画像は、細長い物体が左から右へ移動する様子を映し出しており、サーモグラフィで見ると、背景よりも物体が暗く見え、周囲よりも温度が低いことを示していた。
この物体の後ろに何らかの痕跡や流れが残っているように見えるが、これは撮影されたビデオの処理による結果だと考えられている。(了)
出典元:MailOnline:EXCLUSIVE: The truth is out there! Skinny cylindrical UFO flying near Baghdad is seen in six new thermal images taken by US spy drone last year(3/7)