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米上空で昼間に「火球」が出現、隕石が住宅の屋根を突き破る【動画】

米上空で昼間に「火球」が出現、隕石が住宅の屋根を突き破る【動画】
X_Daniel Bonds

アメリカで昼間に「火球」が現れ、数多くの人に目撃され、動画でも撮影された。

 

広範囲で目撃情報

 

その「火球」が目撃されたのは6月24日の午後1時前(現地時間)、場所はジョージア州北部とされている。

 

昼間だったため、「火球」は夜に比べて眩しく輝くことはなかったが、白い航跡を残しながら、ほぼ垂直(見る場所によって異なる)に地面に落下していく様子が映っていた。

 

またジョージア州北部だけでなく、隣接するノースカロライナ州やサウスカロライナ州の一部の住民も、この様子を目撃したと報告しているという。

 

隕石が屋根や床まで貫通

 

しかも落下後、ジョージア州のアトランタ都市圏の住宅街でも爆発音が鳴り響き、隕石が住宅に落下したそうだ。

 

アトランタ南東の郊外、ヘンリー郡の緊急管理責任者のライアン・モリソン氏は、次のように述べている。

 

「隕石は屋根を貫通し、ラミネート・フローリングを突き破って、コンクリートまで到達しました」

 

また国立気象局によれば、「火球」はレーダーでは捉えられず、衛星データで煙の跡を捉えることができたという。

 

ただ国立気象局は、隕石などに対応しておらず、宇宙ゴミや小惑星はNASAの管轄になっているそうだ。(了)

 

出典元:The Guardian:Fireball in the sky as suspected meteor rattles Georgia and the Carolinas(6/26)

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