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ロシアのエルブルス山でリフトのケーブルが切れ、3人が死亡、9人が負傷

ロシアのエルブルス山でリフトのケーブルが切れ、3人が死亡、9人が負傷
X_Ian Collins

ロシア最高峰の山で、人の乗ったリフトが故障し、数人が死亡した。

 

人々がゴツゴツした岩場に落下

 

この事故が起きたのは9月12日、場所は北コーカサスのカバルダ・バルカル共和国南部にあるエルブルス山の山頂付近だと言われている。

 

エルブルス山はロシア最高峰とされ、標高は5462mもあり、当時登山者たちはリフトに乗って、山頂を目指していたという。

 

しかし、37人が乗っていたリフトのケーブルが切れ、人々は下のゴツゴツした岩場に落下してしまったそうだ。

 

この事故により3人の死亡が現場で確認され、9人が負傷し、病院へ搬送された。

 

定期メンテナンス中で乗車禁止だった?

 

事故後、救助された25人は食料や防寒着もなく山頂に取り残され、極寒の避難所で一夜を過ごすことを余儀なくされたという。

 

このリフトは「MKDエルブルス」という会社が所有し、旧ソ連時代に建設されたという。

 

ロシアの事故調査委員会はすでに、この死亡事故を受けて、安全規則違反に関する刑事捜査を開始。

 

地元報道によると、「MKDエルブルス」のCEOと主任技術者は捜査の一環として拘束されたという。しかし、まだ起訴されるかどうかは、現時点で明らかになっていない。

 

調査委員会によれば、冬季に備えて、9月3日から24日までリフトの定期メンテナンスが行われており、この期間はリフトに乗ることが禁止されていたという。(了)

 

出典元:Daily Beast:Three Dead After Chairlift Disaster on Mountain Summit(9/16)

出典元:MailOnline:Chairlift disaster leaves three dead and nine injured as cable snaps sending tourists crashing onto rocks on Russia’s highest mountain(9/16)

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