太陽の黒点が消失、1335日続いた連続観測記録に終止符

先日、太陽の黒点が消える現象が確認され、太陽の活動が弱まり始めている兆候が示された。
2月22日には黒点がゼロ
「LiveScience」の姉妹サイト「Space.com」によると、2月22日には太陽の黒点が、地球から見た限りでは「ゼロ」になったという。
太陽の黒点が消えたのは、2022年6月8日以来初めてとされ、これで1335日間続いた黒点連続観測記録に終止符を打つことになった。
しかも、2月23日と24日も黒点のない状態が続き、2月25日に、太陽の裏側から来たペアの黒点が、東側の端から現れたそうだ。
太陽の活動周期を示す指標
そもそも黒点は太陽の磁場が不安定なときに現れ、太陽の活動周期の進行を示す重要な指標となる。
そして太陽活動極大期(太陽活動のピーク期)を迎えると、黒点が太陽の表面に溢れ、太陽フレアやコロナ質量放出(CME)が頻繁に起きるという。
太陽の活動は約11年周期で活発な時期と静穏な時期を繰り返しており、現在は第25太陽活動周期を迎えている。
ピーク時には平均で215.5個の黒点
2019年12月に極小期を迎えてからは、太陽の活動が徐々に活発化し、2022年初頭には黒点が急激に増加。極大期を迎えた2024年8月には、黒点の月平均が215.5個に達し、月間黒点数としては23年以上ぶりの高水準になったという。
しかし極大期は2025年初頭に終了したと予想されており、太陽は静まり始め、2026年1月の黒点数は平均112.6個となり、2024年のピーク時のほぼ半分に減少している。
通常、黒点のない日が連続して観測されるためには、太陽活動が最も弱まる時期(太陽活動極小期)を待たなければならないため、今回数日とは言え、黒点が観測されなかったのは、非常に珍しいと考えられている。
前回の太陽活動極小期の2018年から2020年の間には、黒点のない日が700日以上もあったという。
「Spaceweather.com」の担当者は、「第25太陽活動周期は、まだ何年も続きます。しかし、これらの黒点のない日々は、現在の周期が衰退しつつあることを示しています」と述べている。(了)
出典元:Livescience:The sun just experienced its first ‘spotless days’ in 4 years — but we’re not in the clear yet(2/28)

























