イエメンのフーシ派がイラン戦争に参戦、イスラエルへ攻撃を開始

イランと連携しているイエメンのフーシ派は、イスラエルに攻撃を行い、今後も継続すると表明した。
フーシ派が2回にわたって攻撃
フーシ派の軍報道官、Yahya Saree氏は3月28日、同グループがイスラエルの主要軍事拠点を標的とした「巡航ミサイルとドローンによる集中攻撃」を、2回にわたって実施したことを明らかにした。
またSaree氏はテレビ演説で、イスラエルが「攻撃と侵略を停止する」まで、今後も軍事作戦を継続すると表明した。
イスラエル側も、イエメンから飛来したミサイルなどを迎撃したと発表している。
As the war on Iran broadens, Yemen’s Houthis say they have joined the fight in support of their ally Iran. The group says it launched a barrage of ballistic missiles towards Israel on Saturday.
Al Jazeera’s @nida_journo reports. pic.twitter.com/fD1f8mTEK4
— Al Jazeera English (@AJEnglish) March 28, 2026
イスラエルの20都市で反戦デモ
イスラエル国内では3月28日、各地で抗議デモが行われ、多くの人々がイランとの戦争に反対する声を上げたという。
この抗議デモは過去最大規模で、エルサレムや北部のハイファを含む、イスラエル国内の約20都市で行われたと言われている。
しかしその後、イスラエルの警察が介入し、多くのデモ参加者が解散させられた。ユダヤ系パレスチナ人の活動家グループ「スタンディング・トゥギャザー」の共同代表、アロン・リー・グリーン氏はXへの投稿で、次のように述べた。
「警察は、戦争と政府に反対する1500人のデモ参加者を、暴力的に解散させた。警察の行動は、我々を止めることはできない。我々は終わりのない戦争を止め、死の政府を打倒するために戦い続ける」
Police in Israel have dispersed a large number of people gathered in Tel Aviv to protest against the US-Israeli war on Iran.
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— Al Jazeera English (@AJEnglish) March 28, 2026
海兵隊員など3500人が到着
アメリカ中央軍は3月28日、約3500人の海兵隊員と海軍兵士が、3月27日に中東に到着したと明らかにした。
これらの海兵隊員は第31海兵遠征部隊の所属で、海岸への上陸、島へのパラシュート降下、船舶への乗船・拿捕など、様々な作戦において高度な訓練を受けているという。
ニューヨーク・タイムズ紙は、この海兵隊員と海軍兵士のグループが、イランによって事実上閉鎖されているホルムズ海峡の開通に向けた取り組みに参加する可能性があると報じた。
これらの兵士らがどのような任務を担うのかは明らかにされていないが、ホルムズ海峡内の複数の島々への襲撃任務を行う可能性があると推測されている。
レバノンで9人の医療従事者が死亡
イスラエル軍は3月28日、イランの首都・テヘランにある海洋産業機構(MIO)の本部を攻撃したと発表した。
イスラエル側は、この機構が幅広い海軍兵器の研究開発および生産を担っている、と主張している。
またイスラエル軍はレバノン南部も攻撃し続けており、レバノン保健省によると28日には、過去24時間で少なくとも47人が死亡し、112人が負傷したという。
レバノンでは、3月2日にイスラエル軍の攻撃が始まって以来、少なくとも1189人が死亡、3427人が負傷している。
また世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長によれば、28日にはレバノン南部で救急隊員9人がイスラエル軍によって殺害され、7人の医療従事者が負傷したという。
救急隊員はいずれも活動中だったとされ、今月死亡した医療従事者の数は51人となり、120人以上の医療従事者が負傷したと報じられている。
サウジにある基地で米兵が負傷
一方、イラン側も27日、サウジアラビアにあるアメリカ軍が駐留するプリンス・スルタン空軍基地を攻撃した。
28日の朝の時点で、アメリカ軍の兵士約20人が負傷したと報告されている。ニューヨーク・タイムズ紙によると、そのほとんどが外傷性脳損傷だという。
またアメリカ軍の2機の給油機も、大きく損傷したと報じられている。
パキスタンとイランの首脳が会談
一方、和平協議についてだが、パキスタン政府はイラン戦争の終結を目指し、サウジアラビア、トルコ、エジプトの当局者との協議を準備しているという。
各国の外相らは29日に、パキスタンの首都・イスラマバードでの協議に参加する予定だが、まだイランとアメリカの交渉担当者が出席するかどうかは、明らかにされていない。
Pakistan’s capital, Islamabad, has become a hub for efforts to end the US-Israel war on Iran, with Egyptian and Turkish FMs arriving and Saudi Arabia’s expected to soon for talks, reports Al Jazeera’s Osama Bin Javaid.
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— Al Jazeera English (@AJEnglish) March 28, 2026
またパキスタンのシャリフ首相は28日、イランのペゼシュキアン大統領と「広範な協議」を行ったと明らかにした。
シャリフ首相によれば、1時間以上にわたる会談の中で、アメリカや湾岸諸国、その他のイスラム諸国との関係構築に向けた外交努力について、ペゼシュキアン大統領に説明したという。(了)
出典元:The Guardian:Middle East crisis live: Houthis carry out ‘second military operation’ against Israel and vow to continue in coming days(3/28)

























