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トランプ大統領、レバノンへ攻撃を続けるイスラエルに「控える」よう要請

トランプ大統領、レバノンへ攻撃を続けるイスラエルに「控える」よう要請
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イスラエル軍は4月9日もレバノンへ攻撃を続けており、数多くの市民が殺害された。

 

レバノンでは303人が死亡

 

イスラエル軍は、4月7日にイランとアメリカとの停戦が合意された後も、レバノン各地で大規模な攻撃を続けている。

 

イスラエル軍はレバノンの首都・ベイルートの人口密集地帯を含む、100以上の標的をわずか10分間で攻撃したとも言われ、4月9日も、レバノンにある「ヒズボラ」の拠点への攻撃を行ったと明らかにした。

 

しかしレバノンでは数多くの民間人が犠牲になっており、レバノンの保健省は4月9日、声明で「イスラエル軍による4月8日の空爆により、暫定的に303人が死亡、1150人が負傷した」と発表した。

 

また3月2日に始まったイスラエル軍の攻撃以来、累計の死者数は1888人、負傷者数は6092人に達したと明らかにした。

 

しかもまだ行方不明者の捜索活動が行われ、身元特定のためDNA検査も実施されていることから、さらに死者数が増える可能性があるとも指摘した。

 

「汚職裁判を理由に停戦に抵抗」

 

そもそもアメリカとイランとの交渉を仲介したパキスタンのシャリフ首相は4月7日、「イラン・イスラム共和国とアメリカ合衆国が、『同盟国』とともに、レバノンを含むあらゆる場所で即時停戦に合意した」と明らかにしていた。

 

イランのアッバス・アラグチ外相は、イスラエルのネタニヤフ首相が汚職裁判を理由に停戦に抵抗しているとし、次のように述べた。

 

「ネタニヤフ首相の刑事裁判は、日曜日(4月12日)に再開される。レバノンを含む地域全体の停戦は、彼の投獄を早めることになるだろう。もしアメリカがネタニヤフ首相に外交を潰させることで、自国経済を崩壊させたいのであれば、それは最終的にはアメリカ自身の選択だ。それは愚かなことだと思うが、我々は万が一に備えている」

 

イスラエルの裁判所も、ネタニヤフ首相の裁判が4月12日に再開されると認めている。

 

トランプ氏「もっと控えめに」

 

アメリカのトランプ大統領は4月9日、NBCニュースのインタビューで、アメリカがイランとの交渉を通じて戦争終結を目指している中、イスラエルのネタニヤフ首相に対し、レバノン問題で「もっと控えめに」するよう求めたことを認め、次のように述べた。

 

「ビビ(ネタニヤフ首相)と話したが、彼は事態を控えめにするつもりだ。我々ももう少し控えめにすべきだと思う」

 

またトランプ氏は、イスラエルがレバノンでの作戦を「縮小」していると「信じている」とも述べ、ネタニヤフ首相に対し、「ヒズボラ」の武装解除についてレバノン政府と交渉に入るよう求めたと認めた。

 

ネタニヤフ首相「レバノンに停戦はない」

 

トランプ氏の発言の直後、ネタニヤフ首相は9日、SNSで国民に向けた演説を行い、イスラエル政府に対し「できるだけ早く、レバノンとの直接交渉を開始するよう指示した」と明らかにした。

 

しかし同時にネタニヤフ首相は、「皆さんにお伝えしたいのは、レバノンに停戦はないということです。イスラエルは、ヒズボラへの攻撃を全力で継続しており、皆さんの安全が回復するまで攻撃を止めることはない」とも述べたという。

 

その後、イスラエル軍も、レバノンにある「ヒズボラ」のロケット弾発射拠点への攻撃を行ったと明らかにした。

 

レバノン側は、イスラエルとの交渉に入るには停戦が不可欠だと主張しているが、イスラエル側は「砲火の下でも協議は行われる」と主張している。

 

レバノンとイスラエルの交渉は来週、アメリカのワシントンD.C.で行われるという。(了)

 

出典元:The Guardian:Middle East crisis live: Netanyahu says ‘no ceasefire in Lebanon’ as Israel attacks ‘Hezbollah launch sites’(4/9)

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