米政府、行方不明または死亡した複数の科学者や政府職員の事件を調査

アメリカでは過去数年間にわたり、複数の科学者や政府職員が死亡、または行方不明になっており、その調査が進められている。
「非常に重要な人物もいた」
アメリカのトランプ大統領は4月16日、これらの不可解な失踪事件について、記者から質問を受け、次のように答えた。
「偶然であってほしいが、今後1週間半で真相が分かるだろう。つい先ほど、この件に関する会議を終えたところだ。非常に深刻な問題だ。偶然なのか、何なのかは分からないが、彼らの中には非常に重要な人物もいた。我々は調査を進めるつもりだ」
行方不明・殺害された科学者とは?
過去2年間に、次の政府の科学者または研究者が、行方不明または死亡している。
退役空軍少将のニール・マッカースランド氏は、国防総省および宇宙研究・調達部門で要職を務めていたが、今年の2月27日に行方不明となった。マッカースランド氏は、未確認航空現象(UAP)の研究に携わっていたと言われている。
ロケットエンジン用のニッケル合金の共同開発者で、航空宇宙エンジニアのモニカ・ジャシントン・レザさん(60)は、2025年6月22日、友人と国有林のハイキングコースを歩いていた際に行方不明になった。
カリフォルニア工科大学の天体物理学者で、系外惑星の研究や遠方の惑星における水の発見で知られるカール・グリルマイヤー氏は、2026年2月16日、カリフォルニア州の自宅前で射殺された。
マサチューセッツ工科大学(MIT)の物理学者で、同大学のプラズマ科学・核融合センターの所長を務めていたヌーノ・ロウレイロ氏は、2025年12月、マサチューセッツ州ブルックラインの自宅で銃撃され、その後死亡した。
他にも数人が行方不明または死亡しており、現在も捜査が続けられている。
それぞれの事件に関連性は?
これらの事件では、科学者や職員が、機密扱いの核・宇宙情報にアクセスできたことから、関連性が疑われていたという。
一方、ハーバード大学の物理学者であるアヴィ・ローブ教授は、それぞれの専門分野が異なるため、これらの事件に関連性はないと考えているとし、FOX 32のインタビューで次のように語った。
「これらの科学者たちの共通点はそれほど多くなく、それらを過度に重要視すべきではない。もちろん、これらの事件は、それぞれ解明されるべき謎だ。誰かがこれらの人々に危害を加えようとした可能性がある。しかし、例えばこれらの人々が未確認異常現象(UAP)の研究に携わっていたからといって、計画的な犯行の証拠になるとは考えていない。組織的な犯行だと過度に心配する必要はないだろう」(了)
出典元:FOX10:White House probing disappearances, deaths of US scientists: ‘Pretty serious stuff’(4/16)


























