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ロシア軍の無人機がルーマニアの集合住宅に墜落、EUや各国が非難

ロシア軍の無人機がルーマニアの集合住宅に墜落、EUや各国が非難
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5月29日、ロシア軍の無人機がウクライナの隣国、ルーマニアにある集合住宅に墜落し、数人が負傷した。

 

ウクライナ上空で迎撃され、軌道が変化か?

 

ロシア軍の無人機は29日、ウクライナ国境に近いルーマニアの東部の町、Galațiにある集合住宅に墜落して、爆発。建物では火災が発生し、2人が負傷した。

 

ルーマニア非常事態省によると、無人機が搭載していたものが爆発し、集合住宅の10階で火災が発生、70人が避難し、2人が治療のため、Galați郡救急臨床病院に搬送されたという。

 

ルーマニアのNicușor Dan大統領は、無人機がキーウ上空でウクライナの防空システムに迎撃され、軌道が変わった可能性が高いとの見方を示した。

 

ロシア領事を追放し、領事館を閉鎖

 

Dan大統領はまた、黒海沿岸のコンスタンツァ港に駐在するロシア領事を追放し、領事館を閉鎖すると発表。

 

さらに大統領は、ルーマニア最高国防評議会の緊急会議を招集し、今回のロシアによるドローン攻撃を「ウクライナ侵略戦争開始以来、ルーマニア領土に影響を与えた最も深刻な事件」と表現した。

 

ウクライナとの4年にわたる戦争中、ロシア軍が発射した無人機はルーマニア領空に何度も侵入しているが、ルーマニア人が負傷したのは今回が初めてとされている。(下が無人機が墜落した瞬間。かなり大きな爆発音が響き渡った)

 

「ロシアはまたしても一線を越えた」

 

NATOのマルク・ルッテ事務総長は、ダン大統領と会談し、「同盟国の領土の隅々まで防衛する用意がある」と伝え、「我々は、ドローンを含む、あらゆる脅威に対する抑止力と防衛力を強化し続ける」と述べたという。

 

欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長もSNSに、「ロシアの侵略戦争はまたしても一線を越えた」と投稿。「我々は安全保障と抑止力、特に東部国境における安全保障を強化し続ける中で、ロシアへの圧力を強めていく」と述べた。

 

イギリスのキア・スターマー首相は、今回のドローン攻撃が、NATO領空に対する「重大な侵害」であると主張。「ロシアの度重なる侵略に対し、イギリスはウクライナ、ルーマニア、そしてすべてのNATO同盟国と協力する」と述べた。

 

フランスの外相、アメリカのNATO大使、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相をはじめとする他のヨーロッパの政治家らもこの事件を非難している。(了)

 

出典元:BBC:Nato and EU condemn Russia after drone hits Romanian residential block(5/29)

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