イランがヨルダンの米軍基地をミサイルで攻撃、トランプ大統領が報復を誓う

イランは7月29日、ヨルダンにあるアメリカ軍基地をミサイルで攻撃し、再び協議の行方が不透明になっている。
5発のミサイルが飛来
イランの革命防衛隊は7月29日、ヨルダンにあるアメリカ軍基地とアメリカ中央軍司令部を、複数の弾道ミサイルで攻撃したと発表した。
その後、ヨルダン軍はイランから飛来したミサイル5発を迎撃し、撃墜したと明らかにした。
アメリカのトランプ大統領は「当面の間、我々はイランを非常に厳しく攻撃する。今度は我々が攻撃する番だ」とし、協議については「いずれ合意に至るかどうかは、これから見ていく」と述べた。
その後、アメリカ中央軍は、グリニッジ標準時の7月30日午前1時に、イランへの攻撃を開始したと明らかにした。
エジプトで米所有のタンカーが攻撃を受ける
またエジプトの地中海沿岸にあるダミエッタ港で29日、アメリカ所有のガス貯蔵タンカーがドローン攻撃を受けたという。
ドローンはタンカーに命中したと見られ、タンカーやタグボートで火災が発生。しかし現時点で、死傷者は報告されていない。
さらにイラン革命防衛隊(IRGC)の海軍は、警告を無視した石油タンカー3隻を、ホルムズ海峡で「標的にし、停止させた」と発表した。
米・サウジがイラクへ共同攻撃
アメリカとサウジアラビアの連合軍は7月29日、イランの支援を受けるイラクの民兵組織に対し、共同攻撃を実施した。
この攻撃はイラクの7つの州に及び、少なくとも20人のイラク人戦闘員が死亡、32人が負傷したという。
先日からサウジアラビアでは、石油関連施設がドローンの攻撃を受けており、今回の攻撃はその報復措置とみられている。
このような地域情勢を受け、原油価格が急騰。ブレント原油価格は6.7%上昇し、1バレル87.55ドルになったという。
The US and Saudi Arabia launched joint air strikes on Iraq, targeting ‘Iran-aligned’ groups after drone attacks targeted US forces in the region and Saudi oil facilities.
Saudi says it acted in self-defence, while Iraq’s Popular Mobilisation Forces reported at least 20 killed. pic.twitter.com/eDJr7sI1TL
— Al Jazeera English (@AJEnglish) July 29, 2026
イスラエル軍がガザ地区へも攻撃
イスラエル軍は停戦中であるにも関わらず、ガザ地区への攻撃を継続しており、29日にはガザ市北西部に位置するシャティ難民キャンプの住民に避難命令を出し、その後2回の空爆を行った。
これらの空爆により、2人のパレスチナ人が死亡。またイスラエル軍は、ガザ市内でも人々が集まる場所へドローン攻撃を行い、少なくとも1人が死亡、子供を含む数人が負傷したそうだ。
さらにイスラエル軍は、ガザ地区南部のハンユニスでも空爆を行い、1人のパレスチナ人が殺害され、1人が負傷したという。
イスラエル軍はヨルダン川西岸地区でも襲撃を続け、7月29日には全域で、少なくとも20人のパレスチナ人を逮捕している。(了)
出典元:Aljazeera:Iran war live: Pezeshkian urges Iranians to ‘stand firm’ against ‘the enemy(7/29)

























