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デンマークの民家から、約1000年前のバイキング時代の遺物が大量に出土

デンマークの民家から、約1000年前のバイキング時代の遺物が大量に出土
Nordjyske Museer

デンマークの民家から、遺物が大量に出土し、その後の調査の結果、バイキング時代の物だと明らかにされた。

 

銀の延べ棒や宝飾品、硬貨など

 

その遺物が出土したのは、デンマーク北部のRebild市にある民家の裏庭とされている。

 

今年の春、住宅所有者が裏庭でテラスを建設中、土の中から銀製品を含む、大量の遺物を発見したという。

 

この埋蔵物には、銀の延べ棒や宝飾品、47枚の完全な硬貨と硬貨の破片、そして小さな「トール」のハンマーなど、約700点の銀製品が含まれていたそうだ。

 

「トール」とは雷の神とされ、そのハンマーはしばしば守護の印となり、所有者が北欧神話の神々を信仰していたことを示す証拠とみなされている。

 

Nordjyske Museer

バイキング時代の遺物であると判明

 

分析の結果、この遺物がデンマークのバイキング時代(793年~1066年)のものであることが判明した。

 

また発見された硬貨の中には、イングランドのエドワード長兄王(899年~924年)の治世中に鋳造された、アングロサクソン銀貨2枚が含まれていたという。このことから、硬貨は10世紀頃のものと考えられている。

 

しかも、この遺物の総重量は18.5kgもあり、研究者が知る限り、デンマーク最大のバイキング時代の銀の埋蔵物とされている。

 

この財宝には、イスラムの硬貨も含まれており、アングロサクソン硬貨と合わせて、バイキング時代の人々がヨーロッパの広大な地域だけでなく、遠く離れた東方の地域とも強い繋がりを持っていたことを示す証拠になるという。

 

バイキング時代における、イスラム世界とスカンジナビア人との繋がりを示す証拠は既に数多く存在しており、最近ではデンマークで発見された財宝の中のバイキングのペニー硬貨が、溶かしたイスラム貨幣から作られたものであることが判明している。

 

今回発見された財宝は現在、デンマーク国立博物館で鑑定を受けているそうだ。(了)

 

出典元:Livescience:‘Biggest surprise of my life’: Homeowner discovers Denmark’s largest Viking Age silver hoard in their backyard(9/1)

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