誘拐犯は人魚?!不可思議な状況から救出された女性が驚きのストーリーを語る
人魚といえば空想上の生物であり、その存在を信じる者はほとんどいないと思われるだろう。
ところが世界では、そんな人魚の存在を疑ってしまうかのような奇妙な事件が時折発生しているようだ。
ジンバブエで人魚に拉致・監禁されたことを訴える女性の事例も、そんな中の一つとして注目を集めている。
川で魚を捕まえようとしていたところをさらわれる?
人魚に拉致・監禁されたことを訴えるのは、ジンバブエ東部に位置する州マニカランド州の村、ブヘラ在住の女性Claris Chumaさん(34)。
Clarisさんは姉妹で川へ行った後、2週間にわたり行方不明となっていたが、発見後に人魚に監禁されていたという衝撃的なストーリーを口にした。彼女の身に一体何が起こったというのか。
Clarisさんによると、事の経緯はこうだ。
行方不明となった当日、彼女と姉妹のMelody Chumaさんは叔父の下を訪ねていたという。
その後、身体を洗うため川を訪れたという二人は、水中に魚の姿を発見。それを捕まえようとしていた。
ところが、その最中に突然つむじ風が吹き、Clarisさんは水中へと身体をさらわれてしまう。
さらにClarisさんは、そのまま水中の洞窟まで辿り着く。
そして彼女が振り返ったところMelodyさんの姿はなく、その代わりそこにいたのは半人半魚の3人の人魚たちだったということだ。
伝道師の力により生還を果たす
それから2週間ほどにわたりClarisさんは行方不明となっていたが、彼女のおばのAngeline Nyamandaさんは、Clarisさんのことを諦めたわけではなかった。
Clarisさんの捜索を手伝ってくれる教会を探し求め、その結果、伝道師Madzibaba Edborn氏から無償で支援を得られることに。
そしてEdborn氏とClarisさんの家族、さらに教会員らはClarisさんが失踪した川を訪れ、皆で祈りを捧げた。
すると川の水が暗く渦を巻いたようになり、その中でClarisさんが洞窟に身を横たえている姿が浮かび上がったという。
さらにClarisさんが意識を取り戻すまで、彼女の身体に向けて唾を吐きながら歌うようにEdborn氏が指示し、それに従うとついにClarisさんが姿を現したということだ。
また水の中から現れたClarisさんは、人魚から渡されたという一本の矢と沢山の薬が入ったかごを手にしていたというが、これはEdborn氏によって燃やされてしまったという.
この時のことについてClarisさんは、「私を助けてくれたことに対し、どう彼(Edborn氏)には感謝していいかわからない」としている。
尚、行方不明となっていた2週間の間彼女は、人魚から食べなければ命の保障はないと脅されながら、生魚を食べ生きながらえていたという。
ジンバブエでは広く信じられている人魚の存在
川で水にさらわれて、行方不明となりながらも2週間後に生還を果たすというのは、通常でも驚くべきことではあるものの、にわかには信じがたい話だ。
しかし一方で、ジンバブエにおいては人魚の存在は広く信じられているようだ。
同国においては、二人の命を奪った犯人が人魚であると考えられる事件が2017年に発生。
2016年には、女性が人魚によって歯を抜かれてしまったとして訴えている。
またジンバブエで治療師として活躍するJustice Manyonga氏は、人魚の下で2年間も捕らえられていた経験を語っている。
女性が人魚により誘拐・監禁されたという、にわかには信じがたいニュース。もし本当に人魚が存在するのであれば、一度くらいお目にかかってみたいところだ。(了)
出典:Mysterious Universe:Woman in Zimbabwe Claims She Was Kidnapped by Mermaids(10/31)
出典:The Zimbabwe Daily:Chivhu prophet ‘pulls woman’ from mermaids(10/20)
出典:RadioVop:Chivhu woman ‘rescued’ from mermaids after two weeks(10/22)