折り紙でここまでやってしまうフィンランドのアーティストが凄い
折り紙を高度に発展させて、とんでもなく完成度の高いフィギュアを作ってしまうフィンランドのアーティストがいる。
折り鶴を作るには20回ほど折らなければいけないが、彼の作品は6000回近く折るという。もちろん1枚の紙をだ。
折り紙で作る神話のキャラクター
フィンランドのラップランド大学を最近卒業したJuho Könkköläさん(23才)。彼が作るのは、神話や民間伝承、歴史上に登場する様々なキャラクターだ。1枚の正方形の紙を、切ったり貼ったりすることなく、折るだけで完成させてしまう。
折り紙を始めたのは15年ほど前。折り紙の本に載っている作り方を見て、いくつもの作品にチャレンジするうちに、自分のオリジナルを作りたくなったという。
早速作品をご紹介しよう。
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↑ これには「Samurai(侍)」というタイトルが付いている。
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一体に数ヶ月
どんなキャラクターを作品にするか決めた後、「特にスケッチを描いたりはしない。全部頭の中にある」とKönkköläさんはいう。ただ、さすがにいきなり折り始めはせず、折り目を描いた設計図をコンピューターで作るらしい。彼のサイトにその一例が掲載されている。
設計図(折り目図)を見ても、素人には訳が分からないが、頭、胴、腕や足などに相当する部分は基本的に決まっており、それをアレンジしてキャラクターの特徴を出しているそうだ。下にあるのが、各部位への割り当てを示した図。
1枚の紙の大きさは36cm×36cm、出来上がりの高さは20cm程度。細かい部分は、水を含ませた筆で湿らせて根気よく折って行く。完成までの期間は作品の複雑さによるが、だいたい数ヶ月はかかるそうだ。実際にどう折って行くかは、YouTubeで見れる。
(了)
出典元:Good News Netwrok:This Man Makes Amazing Origami Art – Folding Single Sheets of Paper For Months at a Time(2/25)
出典元:Fast Company:These impossibly detailed origami figures are made of a single piece of paper(1/29)