イギリスで暮らす「エコ・ワンコ」、ペットボトルを1000本も回収
イギリスで暮らすワンコが、捨てられたペットボトルを数多く回収したとして、メディアで報じられている。
散歩のたびにボトルを回収
そのワンコとは、13歳になるボーダーコリーの「スクラフ」だ。
イングランドの町、Nuneatonに住む「スクラフ」は、飼い主と散歩のたびに、捨てられたペットボトルを回収。
その数がなんと1000本にも達し、ついに「エコ犬」と呼ばれるようになったという。
「僕がもらっていい?」と見つめる
飼い主のイヴォンヌ・フォークナー=グラントさんによると、1年ほど前、「スクラフ」がボトルを拾っておきながら、次のボトルを見つけると、それを落としてしまうことに気づいたという。
そこで「スクラフ」にペットボトルを拾ってきてもらい、それを袋に入れて回収するようになったそうだ。
「スクラフ」は道の反対側にペットボトルを見つけると、まるで「僕がもらっていい?」とでも言いたげに、イヴォンヌさんを見つめるという。
そして11月だけで、104本のペットボトルを回収。イヴォンヌさんと夫のデイビッドさんは、年末にリサイクルセンターに持ち込む前に、膨大な数のボトルを数えなければならないそうだ。
「スクラフ」を散歩させている、友人のキャロライン・ラウンドさんによれば、「スクラフ」は散歩の途中で必ず立ち止まり、ボトルを拾うまで先に進もうとしないという。
しかし同時にキャロラインさんは、街の人々に対しても「そもそも、物を捨てないでください」とメッセージを送っている。(了)
出典元:BBC:Nuneaton’s Scruff paw-ses to fetch hundreds of bottles off street(12/6)