サーカスの曲芸師、空中でのパフォーマンスで落下、そのまま動かず
メキシコで行われたサーカスで、曲芸師がパフォーマンス中に落下し、多くの観客が息を飲む出来事があった。
氷のリンクに体を叩きつける
そのショッキングな事故が起きたのは1月10日、メキシコの町、タンピコで開催されたサーカス「ファンタジー・ワールド・オン・アイス」でのことだった。
当時、女性曲芸師のミア・ゴンザレス・ソトさんは『アナと雪の女王』の曲に合わせて、空中フープでアクロバットを披露していたという。
しかし突然、フープから手が離れ、16フィート(約4.8m)以上の高さから落下。下に広がる氷のリンクに体が叩きつけられた。
しかもソトさんは気を失っていたのか、アイスリンク上で横たわったまま動かなくなったそうだ。
~13.01.2023
Tampico, Tamaulipas, Mexico. A circus acrobat fell from a height of more than 5 meters. The girl did not have any fracture. pic.twitter.com/R2hFkYUt1C— DewastacjaTicTok (@krus_vs_insta) January 14, 2023
骨折や内部損傷もなし
その後、係員は会場の電気を消し、スタッフがソトさんの元へ駆けつけ、やがて彼女は病院へ搬送されたという。
しかし検査の結果、骨折や内部損傷はなく、その後ソトさんは歩いて退院できたそうだ。
サーカス側は声明で「観客の中に女性の救急隊員がいて、彼女は自発的に応急処置をしてくれました。私たちは彼女に、一生感謝することになるでしょう」と述べている。
地元メディアによれば、この事故の後、短い休憩をはさんで、サーカスのショーは予定通り続けられたという。(了)
出典元:MailOnline:Shocking moment circus acrobat falls from aerial hoop and lands on ice rink below in front of stunned Mexican audience(1/14)