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インドネシアでM5.6の地震が発生、建物が倒壊し162人が死亡【動画】

インドネシアでM5.6の地震が発生、建物が倒壊し162人が死亡【動画】
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インドネシアのジャワ島で11月21日、マグニチュード5.6の地震が発生し、地滑りや建物の倒壊を引き起こし、少なくとも162人が死亡した。

 

「死者の大半は子どもたち」

 

アメリカ地質調査所によると、地震は21日の午後遅く発生し、震源地は西ジャワ州のCianjur地区で、深さは10kmと推定されている。

 

 

西ジャワ州知事のRidwan Kamil氏は、162人が死亡したとし、次のように述べている。

 

「死者の大半は子どもたちだ。多くは課外授業を受けていた学生だった。多くの被害はいくつかのイスラム教の学校で起こった」

 

すでにネットにも被害の状況が投稿され、屋根が崩れた学校の建物や、レンガの壁が崩壊した家屋などが映っている。

 

 

病院も被災し、停電

 

地元の病院では、犠牲者の数が多数に上ったため、負傷者は外で治療を受けているという。

 

マットレスや毛布を地面に敷いて、酸素マスクや点滴を受けながら横たわっていた人もいるそうだ。

 

国家災害管理庁(BNPB)の責任者であるGen Suharyanto氏は、近くのサヤン病院が地震後停電し、被災者の治療の妨げになっており、より多くの医療スタッフが必要だと述べている。

 

 

Cianjur地区のパダルユに住むムストパさんは、インドネシアの「コンパスTV」に対し、地震で死亡した80歳の女性の遺体を収容する家族を手伝ったとし、次のように語っている。

 

「地震は突然起こりました。私は準備ができておらず、家屋が瓦礫と化しているのを見ました。約50の家屋が被害を受け、そのうち約10戸は大きな被害を受けています」

 

動画を見る限り、倒壊した家屋は数えきれないほどあり、さらに犠牲者が増えることが懸念されている。(了)

 

出典元:The Guardian:Earthquake on Indonesia’s main island of Java kills at least 162 people(11/21)

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