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アメリカで、大学を卒業予定の14歳の少年が、スペースX社の関連部門への入社の準備をしているという。

11歳の時に大学へ入学

その少年とは、カリフォルニア州で暮らす、Kairan Quazi君だ。

Quazi君は9歳の時に、ラス・ポジタス・コミュニティ・カレッジに入学。11歳の時に、サンタクララ大学に編入して、コンピューターサイエンスとエンジニアリングを学んだという。

そして今年の6月17日には、サンタクララ大学を最年少で卒業する予定で、すでに「スペースX」社の衛星インターネット部門である「スターリンク」の面接に合格したそうだ。

 

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「インテル」でインターンシップも経験

サンフランシスコのテレビ局KGOが伝えるところによると、Quazi君の家族が彼の高い知性を知ったのは、わずか2歳の時に、フルセンテンスで話し始めた時だったという。

また学校に通ってからも、Quazi君は通常の勉強にやりがいを感じておらず、教師や両親などは、彼の加速していく学習には「主流教育は適切ではない」と結論づけたそうだ。

このためQuazi君は飛び級で大学に進学したのだが、その環境については以前、メディアに対して「自分が学ぶべきレベルで学んでいると感じた」と語っていた。

またQuazi君はサンタクララ大学に編入してから、ハイテク企業「インテル」の研究所で、人工知能を扱う学部生のインターンシップも経験したとか。

すでに「スターリンク」には、7月に入社することを決めており、Quazi君と母親は、大学卒業後、サンタクララのアパートから、職場に近いワシントン州レドモンドに引っ越す予定だという。（了）

出典元：The Guardian：SpaceX hires boy, 14, who became youngest graduate at California university(6/13)