サイエンス羽を動かし機敏に飛び回る、虫とそっくりな新しいロボットを蘭の大学が開発羽のついた虫のような新しいロボットがオランダの研究者らによって開発され、その論文が9月14日に科学誌「Science」において発表された。
サイエンス「進化は直線的ではなかった」甲羅のないカメの化石が、新たな可能性を示すカメの特徴といえば甲羅や歯のないくちばしなどが挙げられるが、新しく発見された古代のカメの化石によって、どのように現代の特徴を備えるに至ったのかについての研究論文が「Nature」で発表された。
サイエンススマートフォンなどからのブルーライト、失明を引き起こす可能性を新たな研究が指摘スマートフォンやパソコンの液晶画面は目を緊張させたり眠りを妨げるなど、目の健康に悪影響をもたらすことは知られたことだ。
サイエンスNASAが主催する“火星の住居コンテスト”、上位5チームのデザインが選抜されるNASAが主催し、火星で生活する際の住居として耐えうるデザインを選考するコンテストの上位5チームが選出され、注目を集めている。
サイエンス外交問題も人工知能で解決?中国で政策決定を補佐するAIシステムを開発中AIやビッグデータの分野で著しい成長を続ける中国。そこでは現在、外交問題の政策を補佐するAIシステムが開発されていると、South China Morning Postなどが伝えている。 すでにプロトタイプを開発中 このプロジェクトに関与し、精通している研究者によれば、中国ではすでに人工知能...
サイエンス本の大きさのソーラーパネルで家の電力を賄える、英大学が画期的な方法を開発イギリスの科学者らが、小さなソーラーパネルで家庭の電力を賄うのに十分なエネルギーを生み出す、新しい方法を開発したとして注目を集めている。 「漏斗」の働きを利用した方法 その技術を開発したのはイギリスのエクセター大学の研究チーム。大学のリリースによれば、彼らは光を電力に変換する太陽光エネルギー...
サイエンスハワイで発見された生物、遺伝子解析でクジラとイルカとの混血と判明クジラとイルカの間に生まれた、珍しい動物がハワイのカウアイ島沖合で発見され、その後研究者らによってハイブリッド(交雑種)であることが確認された。 昨年の夏に発見され、可能性が指摘される Cascadia Research Collectiveの研究者らによれば、その生物はカズハゴンドウ(クジ...
サイエンス「自律型殺人兵器の開発に携わらない」2400人超の科学者が誓約書に署名7月18日、人工知能の専門家である数千人の科学者らが、自ら人間を特定し許可なく殺すことができるロボットの開発や製造に携わらないことを宣言した。 イーロン・マスク氏も誓約書に署名 この宣言はスウェーデンの首都、ストックホルムで行われたAI国際共同会議において公開され、150以上のAI関連企業や...
サイエンスアイルランドで猛暑により乾燥した土地から、5000年前の遺跡が姿を現すアイルランドでは現在、猛暑が続いているが、この結果これまで草に埋もれていた場所から、新たな遺跡が発見された。 5000年前に作られた古代のヘンジ アイルランドなどではここ数週間に渡り、30℃を超える気温(通常の平均気温は19℃)が続いており、その結果土地の表面を覆っていた植物が乾き、萎れてし...
サイエンス火星の表面にできた模様がクモみたい!NASAが新たな画像を公開NASAは先日、火星の表面にある不思議な形をした模様の画像を公開した。 正体は放射状に広がった塚 この画像を撮影したのはNASAの「マーズ・リコネッサンス・オービター」。 これは火星の周回軌道から観察調査する多目的探査機で、今回は南極点に近い場所を撮影し、表面にクモのような模様...
サイエンスメキシコで巨大地震によるダメージを受けたピラミッド、内部から寺院を発見メキシコで昨年起きた地震により、古代アステカのピラミッドが損傷し、中から寺院(神殿)の遺跡が発見されたとして注目されている。 ピラミッドが巨大地震でダメージ 寺院が発見されたのは、首都メキシコ・シティから南へ約70km離れた、Morelos州CuernavacaにあるTeopanzolcoピ...
サイエンス地球の影に入る時間は1時間以上、皆既状態が非常に長い月食が今月起きる今月、これまでに比べ非常に長い時間、皆既月食が起きるのをご存知だろうか。 約1時間43分も皆既月食が続く 月食とは太陽と月の間に地球が入り、3つがちょうど一直線に並んだ時、地球の影に月が入り込む現象のことをいう。 そして7月27日から28日にかけては皆既月食となり、それが1時間...
サイエンスマンハッタン島の3分の1の面積に及ぶ、巨大な氷山が分離する動画が大迫力巨大な氷山が削られていき、やがて切り離されていく迫力のある動画が研究者らによって撮影され、公開されている。 グリーンランドの東部で撮影 その映像を撮影したのは、ニューヨーク大学などの研究チーム。彼らはグリーンランドの東部で約6.4kmに及ぶ氷山が切り離される様子を撮影、動画をYouTube上...
サイエンス視覚に頼らず素早く動く、「触覚」で判断するMITのロボットがすごいアメリカのマサチューセッツ工科大学が開発した、新しい仕組みのロボットの動画が公開され、注目を集めている。 障害物のある階段も登れる そのロボットとは「チーター3(Cheetah 3)」。重さ90ポンド(約40kg)で、ちょうどラブラドールの成犬くらいの大きさの、4足歩行のロボットだ。 &nb...
サイエンス49回複製されたクローン犬が世界記録にプエルトリコ・サンフアンのブリーダVanesa Semlerさんが飼っているチワワ犬「ミラクル・ミリー(Miracl Milly)」がクローン技術でなんと49回も複製され、先月、世界記録に認定された。
サイエンス中国の「天宮2号」も大気圏再突入を計画か?高度の低下が確認される中国第2の宇宙ステーションが通常の軌道から外れ、高度を一時的に低下させたことが明らかとなった。 高度が一時的に90kmも低下する アメリカのカリフォルニア州、ヴァンデンバーグ空軍基地にある「共同宇宙オペレーションセンター」によれば、この宇宙ステーション「天宮2号」が先日、一時的に通常の軌道か...
サイエンス火星探査ローバー「オポチュニティ」が反応せず!NASAが緊急事態を宣言火星で探査を続けてきた6輪のローバー(探査車)、「オポチュニティ(マーズ・エクスプロレーション・ローバーB) 」。先日、NASAはこのローバーと交信ができていないことを発表した。 低電力モードに入ったという見解 太陽光を動力源とする「オポチュニティ」は、5月30日に火星で起きた大規模な砂嵐に...
サイエンス水中から地上へ進出した初期の古代生物、南極圏にも生息していたことが判明新しく発見された化石によって、地上で暮らし始めた生物のいくつかの種が、南極圏にも住んでいたことが明らかとなった。 ゴンドワナ大陸の南極圏に生息 そもそもワニと魚との中間に位置する4本足の動物は、約3億6000万年前のデボン紀に生息していたという。 そしてこれまでこの4本足の生物...
サイエンス100%のムール貝にマイクロプラスチックが含まれていると判明:英調査イギリスでムール貝(ムラサキガイ)の調査が行われ、全ての貝に極小のプラスチック片やその他のゴミなどが含まれていることが確認された。 全てのムール貝に含まれていた この調査を行ったのはイギリス、ハル大学やブルネル大学などの研究者チーム。報告によれば研究者らはイギリスの沿岸、8カ所から野生のムー...
サイエンスネッシーの正体が明らかになるか?ネス湖に棲む動植物のDNA検査を開始イギリス・スコットランドに位置するネス湖といえば、古くから“ネッシー”の目撃情報がたびたび報告されてきたことで知られる。 そんなネス湖で“ネッシー”の正体を解明するべく、プロジェクトが動き出している。 サンプルのDNAからネッシーの正体を特定 この調査を行うのは、ニュージーラン...
サイエンス新型宇宙望遠鏡「TESS」が撮影に成功、20万個の星の画像を地球へ送る4月に打ち上げられた新型の宇宙望遠鏡が、初めて撮影した映像を地球に送ってきたのをご存じだろうか。 20万個以上の星の画像を撮影 その宇宙望遠鏡とは「TESS」。これは太陽系の外にある地球型惑星を探すため、米航空宇宙局(NASA)によって打ち上げられたもの。 その「TESS」が先...
サイエンスアフリカ南部上空に隕石が落下、NASAが追跡して到達地点の予測に成功先日、隕石がアフリカ南部に落下し、まるで地表に衝突して爆発するかのような映像が撮影された。 上空で燃え尽きる直前に閃光を放つ NASAによれば、この隕石は幅が2mほどで、6月2日の早朝(ロス現地時間)に地球へ向かって来ることが確認されたという。 それから数時間後、隕石は秒速17...
サイエンス米大学が開発したジェル、マウスの実験で脳卒中による損傷部分の再生に成功アメリカの大学により生体材料を使って開発されたジェル(Gel:ゲル)が、脳卒中でダメージを受けたマウスの脳内の血管やニューロンを再生させたとして、注目されている。 将来は人の治療に使われる可能性 このジェルを開発したのは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究者たち。同校のデイヴ...
サイエンス隕石による大量絶滅を生き延びたのは、地上で暮らす鳥の先祖だった:英研究白亜紀の終わりに起きた恐竜の大量絶滅。これは巨大な隕石が地球へ落下したことで引き起こされたと考えられているが、今回木の上に住む鳥の先祖の多くも、大量絶滅から免れることができなかった可能性が出てきた。 地上で暮らしていた鳥が生き延びる 約6000万年前の白亜紀末に起きた「K-Pg境界の大量絶滅...