サイエンスユーラシア北部で最古のホモサピエンスか?露で発見された骨に注目が集まるロシアで骨の化石が発見され、それがどの種に属するのかを巡り、注目を集めている。 ヒトの骨や道具、動物の骨も発見 骨の化石が発見されたのは2年前の2016年、場所はイルクーツクの近く、Tunka という地区のBuryatian村にあるTunkinskaya谷とされている。 当時、...
サイエンス中国に生息するオオサンショウウオ、食料としての需要が高まり絶滅の危機に食料としての需要を満たすため、中国のオオサンショウウオが絶滅の危機に瀕していることが、明らかにされた。 食料として需要が高まっている そのサンショウウオとは「チュウゴクオオサンショウウオ(Chinese giant salamander)」。約1億7000万年から生息している世界で最も大きな...
サイエンス近年、薬に対する真菌の耐性が強まっている、英の研究者らが警鐘を鳴らすイギリス科学者らは従来の薬に対する真菌の耐性が強まっており、病気の感染拡大に繋がる恐れがあるとして警鐘を鳴らしている。 薬に対する真菌の抵抗力が高まる そう主張するのは、イギリスのImperial College LondonやExeter大学が率いた、国際的な研究チーム。彼らはこの調査結果...
サイエンス謎の沈没船、陶器に記された中国製を示す文字から12世紀のものと判明以前、インドネシアの沖合で見つかった沈没船の年代が、積荷に記された文字によって推定された。 当初考えられていたより100年も古い その沈没船とは1980年代に、ジャワ海のスマトラ島西方の海域において漁師によって発見された木造の商船だったが、見つかった当時はすでに崩壊し、原型をとどめていなかっ...
サイエンス北極圏の氷に閉じ込められた汚染物質から、古代ローマ文明の様子が明らかにグリーンランドの氷から検出された汚染物質により、過去の文明の経済活動などが見えてきたとして、注目されている。 鉄器時代から中世までの様子を物語っていた この調査を行ったのはアメリカのネバダ州にある砂漠調査研究所や、イギリスのオックスフォード大学など、さまざまな分野に渡る研究チーム。 &nbs...
サイエンス野生では極めて珍しい、2つの頭を持った子鹿がアメリカで発見される2つの頭を持って生まれた子鹿が発見され、野生では初めてのケースだとして注目を集めている。 マッシュルーム狩りをしていた人が発見 その子鹿は2016年5月、ミネソタ州の街、Freeburgにある森の中で発見されたという。 当時、マッシュルーム狩りをしていた人が、ミシシッピ川から1...
サイエンス超音波とMRIを組み合わせ、胎児の動く様子を鮮明に捉えた動画がすごい母親の子宮の中での胎児の動きを示した、鮮明な動画が公開されているのをご存知だろうか。 足を突っ張ったり、頭を動かしたりする この動画はロンドンにあるKing’s College(KCL)でのプロジェクト「iFIND 」によって撮影され、2015年9月に公開されたものだが、そこには...
サイエンス人間のようにジョギングするロボット、バランスを保ち走り続ける映像を公開アメリカのロボットメーカーが、新たな機能を示したロボットの動画を公開し、注目されている。 人間のように自らジョギングする そのメーカーとは、マサチューセッツ州を拠点に活動している「ボストン・ダイナミクス」。 彼らは5月10日に、YouTube上で新たな機能を備えたロボットの映像...
サイエンス左耳を失った女性兵士のため、本人の腕の中で耳を育てることに成功アメリカの陸軍病院において、女性兵士の腕の中で耳を育てる取り組みが行われ、注目されている。 右腕の皮膚の下で耳が成長する この耳の再生医療が試みられているのは、テキサス州のエルパソにあるWilliam Beaumont陸軍病院。 その病院の形成外科医らは、耳を失った女性兵士であ...
サイエンス未来の治療を変えるか?傷口を1分間でふさいでしまう驚異的なジェルを開発開いた傷口を信じられないほどの短時間でふさいでしまうジェル状、または液体状の医療用接着剤が開発され、注目を集めているのをご存知だろうか。 表面だけでなく体内部の傷にも有効 その接着剤とは「MeTro」。開発を進めているのはオーストラリアにあるシドニー大学や、アメリカにある複数の大学の研究者た...
サイエンスまるで巨神兵の卵!49年前にハワイ島に現れた謎の球体の正体とは?5月3日、ハワイ島のキラウエア火山が噴火を起こしたが、同じ地域で過去に不思議な球体が捉えられたのをご存じだろうか。 1969年の10月に撮影された珍しい写真 その様子を捉えたのは米国地質調査所。彼らは1969年にマウナ・ウルで起きた噴火の際に、ドーム型をした不思議な球体を撮影した。 &nbs...
サイエンス世界初、ブタの脳を体外で36時間も機能させることに成功:イェール大学ブタの脳を取り出し、体外で長時間生きた状態にさせる実験が行われ、成功したことが明らかにされた。 脳細胞が36時間機能していた この実験を行ったのは、アメリカのイェール大学などの研究者たち。 彼らは屠殺場へ送られた200頭のブタから脳を取り出し、ポンプやヒーター、人工血液を使い体...
サイエンス腕にタッチスクリーンを投影する、新たなスマートウォッチがさらに進化これまでも皮膚に直接スクリーンを投影させるスマートウォッチが紹介されてきたが、現在さらに進化したものが開発されている。 投影されたタッチスクリーンで操作 そのスマートウォッチの名前は「LumiWatch」。これはアメリカのカーネギーメロン大学などの研究者らが開発し、時計の部分に極小プロジェク...
サイエンス皮膚に直接電子回路を描く3Dプリンター、将来は軍事や医療に転用も可能か人間の皮膚にウェアラブルセンサーや太陽電池用の電子回路を、直接取り付けられる3Dプリンターが開発され、注目を集めている。 プリンターは軽くて低価格 これを開発したのはアメリカにあるミネソタ大学の研究者たち。 彼らは電気を通す銀の粉を含ませたインクを使い、世界で初めて直接人間の手...
サイエンス酸素がなく生命もいない…巨大な「死の海域」がアラビア海で拡大:英大学水中の酸素が極端に少なく、海洋生物が生きられない巨大な海域が、中東に存在することが明らかにされた。 スコットランドほどの広さの「死の海域」 この「死の海域」の存在は潜水ロボットにより、これまで調査できなかった海域のデータを集めることで判明したという。 そのロボットの名前は「Se...
サイエンスNASAが計画する月を回る新たな宇宙ステーション、来年から開発に着手NASAが、月の周囲を回る宇宙ステーションの建設を計画しているのをご存知だろうか。 そして今回、この計画の新たなタイムラインが発表され、注目されている。 2019年に推進装置の開発に着手 この宇宙ステーションは「Lunar Orbital Platform-Gateway(月軌...
サイエンス銀河系内の宇宙人は既に絶滅した?研究で新たな可能性が浮上銀河系内の宇宙人は既に絶滅した可能性があるとする新たな研究が発表され、注目を集めている。 宇宙人が現存していれば地球には多くの電波が届いているはず? この研究を発表したのは、フランス人天文学者Claudio Grimaldi氏が率いる研究チーム。 しかし地球から遥か遠く離れたと...
サイエンス地球へ落下したダイヤモンドを含んだ隕石、初期太陽系で消滅した星の一部か?2008年に地球へ落下した、ダイヤモンドを含んだ隕石。それが初期太陽系で消滅した惑星の一部である可能性が見えてきた。 スーダン北部のヌビア砂漠に落下 その隕石は「小惑星2008 TC3」と呼ばれ、2008年10月7日に地球へ接近。37km上空で爆発し、その破片がスーダン北部にあるヌビア砂漠に...
サイエンスイギリスの科学者が、プラスチックを分解させる強力な酵素を偶然作り上げるイギリスの科学者がプラスチックを食べるバクテリアの調査を進める過程で、偶然強力に分解させる酵素を作り出したとして、注目されている。 「PETase」と呼ばれる自然由来の酵素 この研究を行ったのは、イギリスのポーツマス大学の研究者たち。 彼らはアメリカ人研究者と協力し、オックスフ...
サイエンス地球外生命体が見つかる?未知の星を探す新型衛星「TESS」打ち上げ成功日本時間の4月19日7時50分頃、NASAの新型観測衛星がスペースX社のファルコン9ロケットに搭載され、フロリダ州ケープカナベラルにあるケネディ宇宙センターから打ち上げられた。 これは数万に及ぶ未知の星を観測できる新しい衛星として、注目を集めている。 新たな多くの星を見つけられると期待 &n...
サイエンス石油流出事故も細菌で解決?オイルを食べるバクテリアの効果が確かめられる度々繰り返される石油流出事故。パイプラインやタンカーなどから漏れ出したオイルは環境に大きなダメージを与え、浄化作業にも莫大な資金と時間がかかる。 しかしそんな事態も今後は、バクテリアによって解決されていくかもしれない。 シンプルで自然に優しく、効果的 そのバクテリアとは、炭化水...
サイエンスパフィンという海鳥、紫外線で輝く不思議なくちばしを持っていたことが判明パフィン(ニシツノメドリ)という海鳥のくちばしが、紫外線のもとで別の色に輝くことが明らかとなり、話題となっている。 人間には見えないUVカラーを認識できる 英紙INDEPENDENTによれば、研究者らは以前からパフィンという鳥が異性を惹きつけるための何らかの特徴を持っていると考えていたという...
サイエンス星の形成に必要な暗黒物質、存在しない銀河が初めて発見され衝撃が広がる暗黒物質(ダークマター)が存在しない銀河が発見されたとして、話題となっている。 そもそも暗黒物質とは? この発見は3月28日に学術誌「Nature」上で発表された。 暗黒物質とは宇宙の質量の27%ほどを占めているとされながらも、光を放出しないため未だ観測されておらず、正体不明と...
サイエンス太陽系外から飛来した初の天体「オウムアムア」、その起源が明らかに太陽系外から飛来した「恒星間天体」として、昨年初めて確認された“オウムアムア”。それがどこからやってきたのか、その起源が明らかとなり話題になっている。 そもそも“オウムアムア”って何? オウムアムアとは、NASAによって設置されたハワイの「パンスターズ」と呼ばれる望遠鏡から昨年10月に観測さ...
サイエンス尾ビレを動かし魚ソックリ!米大学が開発した水中ロボットがユニークアメリカのマサチューセッツ工科大学により、魚ソックリの動きをするロボットが開発され、その動画が公開された。 尾ビレを動かし、深さ15m以上も潜れる このロボットの名前は「SoFi」。これは本物の魚のように尾ビレを動かし、側面についた2つのヒレを使い水中を自由自在に泳ぐことができるという。 &...
サイエンスペットボトル飲料の90%以上に、プラスチックの粒子が混入していることが判明最新の研究により90%以上にも上るペットボトル飲料に、プラスチック粒子が混入していることが判明し、波紋を広げている。 プラスチック入り飲料は全世界9カ国で販売 今回の研究はニューヨーク州立大学が行い、米国を拠点とする非営利団体「Orb Media」により報告された。 この報告に...
サイエンスアマチュアが発見した新しい紫色のオーロラ、初めて詳細な論文が発表される以前、このサイトでも紹介した新しいタイプのオーロラについて、科学者が正式に論文を発表した。 紫色に輝くリボンのようなオーロラ そのオーロラとは「スティーブ」と呼ばれるもの。そもそも地球の周りは太陽風から生物を守るため、磁場で取り囲まれている。 そして「スティーブ」は高高度にある...
サイエンスイーロン・マスク氏による“ハイパーループ”構想、実現の日は近い?イーロン・マスク氏が構想する「ハイパーループ」実現の日が近く訪れるのでは、と海外で伝えられ話題になっている。 突拍子もないアイデアと思われたハイパーループ構想 そもそも「ハイパーループ」とはイーロン・マスク氏が2013年に構想を発表したもので、真空状態のチューブ管の中に浮遊する“ポッド”と呼...
サイエンスこれ本当?!ペルーで発見された3本指のミイラ、DNA検査が行われ物議を醸す昨年、あるグループがペルーで不気味なミイラを発見したと主張していたが、その新たな調査が行われ、さらに物議をかもしている。 ナスカで発見された3体のミイラ このミイラは2017年の初め頃、ペルーのナスカ付近で発見されたと言われているが、調査に当たった研究者らは、これがエイリアンのミイラだと主張...
サイエンスなぜゾウは癌にかからないのか?最新の研究でその理由が明らかに最新の遺伝子研究によりゾウが癌にかからない理由が解明され、話題となっている。 細胞が腫瘍へと変化するのを防ぐ働き ゾウが癌にかからない理由を解き明かしたのは、米国ユタ州に位置するユタ大学の研究チーム。彼らはオープンアクセスジャーナルCell Report上で論文を発表した。 小...
サイエンス海底に7000年前のネイティブ・アメリカンの埋葬地、ダイバーが偶然発見アメリカでダイバーが偶然発見した骨から、海底に古代ネイティブ・アメリカンの埋葬地のあることが明らかとなった。 骨から7000年前のお墓だと判明 その前例のない埋葬地が見つかったのはフロリダ州、メキシコ湾に面したManasota Keyという街の沖合とされている。 アマチュアダイ...
サイエンス世界最古のタトゥーが古代エジプト人のミイラに描かれていたことが判明動物の姿を模した世界で最も古いタトゥーが、エジプト人のミイラに描かれていたことが明らかとなった。 長い間、展示されていたミイラを分析 そのミイラとは過去100年以上にわたって大英博物館に展示されており、約5200年前のエジプト人の男性のものと考えられている。 そのミイラの右腕に...
サイエンスその数150万羽、南極でペンギンの知られざるスーパー・コロニーを発見これまで明らかにされてこなかったアデリー・ペンギンのコロニーが発見され、しかもその規模が巨大だとして注目を集めている。 最近まで知られていなかった場所 そのコロニーが発見されたのは、南極半島北部の先端にある「Danger Islands」。ここは厚い氷に囲まれ、僻地にあるという。  ...
サイエンス大きな耳のようなヒレで泳ぐ「ダンボ・タコ」の赤ちゃん、初めて撮影に成功大きな耳を思わせるヒレで泳ぐ「ダンボ・タコ(Cirrate octopods)」の赤ちゃんの映像が撮影され、初めて公開された。 水深3000m付近に生息するタコ 「ダンボ・タコ」は水深3000mから4000mの地点に生息しているとされ、これまで研究するのが難しい動物とされてきたという。 &n...
サイエンスカップルが自分たちの関係を見直せる施設、その名も“愛の研究所”が米に誕生米国・シアトルにカップルが自分たちの関係について分析し課題を考察することのできる“愛の研究所”がオープンし、注目を集めている。 数年前に閉鎖された“愛の研究所”が新たにオープン この2月、“愛の研究所”との呼び名を持つ「the Gottman Institute」が米国・シアトルの地にオープ...
サイエンス商業用ドローンがAIによって武器になる?最新の研究で明らかに最新の研究により、人工知能(AI)を用いることで商業用のドローンが兵器として転用される可能性があることが明らかになった。 近い将来、商業用ドローンが悪用される? 今回の研究結果を明らかにしたのは、複数の機関の共同研究により発表された報告書「人工知能の悪意ある使用(The Malicious ...