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希少がんを克服した14歳少年、“一度きりの願い”でホームレス支援を選ぶ

希少がんを克服した14歳少年、“一度きりの願い”でホームレス支援を選ぶ
11Alive/YouTube

米ジョージア州に住むジュード・ベイカーくん(14歳)は、希少がんを克服後、難病の子どもに与えられる一度きりの機会を使い、地域のホームレスを支援した。

 

一度きりの“願いを叶える機会”

 

ベイカーくんは12歳のとき、骨や周囲の組織に発生する希少で進行性のがん「ユーイング肉腫」と診断された。長期間に渡った抗がん剤治療を振り返り、本人は「死の恐怖よりも治療の痛みの方がつらかった」と語っている。

 

そんな彼に提供されたのは、難病の子どもの願いを叶える非営利団体「Make-A-Wish」から与えられた“一度だけ願いが叶う機会”。重い病気を経験した子どもに与えられるもので、夢の旅行やスーパースターとの対面、憧れの職業を体験するなど、多くの子どもたちの願いを叶えてきた。

 

「苦しんでいる人を助けたい」

 

「自分は“地獄のような状況”から抜け出せた。他にも同じように苦しんでいる人がいる。助けたいと思った」と、地元メディアに語るベイカーくん。彼が選択した願いは、一般的な希望とは異なっていた。それは、“地域のホームレスを助けたい”というもの。彼は通院途中で目にしていたホームレスの人々に、自分の苦しみを重ね、心を痛めていたのだ。

 

Make-A-Wishジョージア支部の担当者によると、「地域のホームレスを助けたい」という願いを、通常は子どもたちに選択肢として提示することはないという。それでもベイカーくんは、迷わずにこの願いだけを挙げたとされる。

 

300人以上のホームレスが支援を受ける

 

支援活動は1日限定で実施され、300人以上のホームレスに温かい食事や寝袋、生活用品を詰めたバックパックが渡された。

 

現在ベイカーくんは寛解状態にあり、「特別な機会がなくても、人は誰かを助けることができる」と語っている。(了)

 

出典元:People「Teen, 14, Diagnosed with Rare Cancer, Used His Single Make-A-Wish Gift Not for Himself but Others in His Community」(3/12)

出典元:11Alive「Teen who beat cancer uses Make-A-Wish to help feed people in community」(3/10)

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