バレンタインにぴったり? アメジストをチョコレートで造ったパティシエ
2月といえばバレンタイン・デー。様々なお店が、バレンタインを意識したチョコレートを展開している。何を買ったらいいのか決められないという人も多いことだろう。
そんな方の参考には全くならないが、チョコレートで2月の誕生石であるアメジストを再現してしまったパティシエがいる。
包丁で割れるアメジスト
まずはこちらの動画を見てもらいたい。
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卵状の形をした塊が包丁で割られると、中にはキラキラとしたアメジストが姿を現している。もちろんこれは本物のアメジストではなく、チョコレートでできた”食べられるアメジスト”だ。
制作したのは当時、アメリカ料理研究所の学生だったAlex O’Brien Yeattsさん(当時20歳・写真左)とAbby Wilcox(当時22歳・写真右)だ。
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制作期間は半年
つくり方は決して簡単ではなく、着色した砂糖を入れたモルテン・チョコレートを型に入れ、実に半年間もの間、砂糖が結晶化するのを待ったのだという。その間、型を回転させたりと、かなりの手間がかかっている。
▼砂糖の結晶をクローズアップした写真
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さまざまな大きさのものをつくったが、いずれも成功している。
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ふたりとも活躍中!
制作は2017年。あれから6年が経ったが、制作したふたりは現在も活躍中だ。
Yeattsさんは、ニューヨークで経験を積んだ後、生まれ故郷のテキサス州ダラスに戻り、Trova Wine and Marketのヘッドシェフを務めている。
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Wilcoxさんは、ニューヨークの老舗レストランThe Krebsのエグゼクティブパティシエだ。(了)
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参考:Insider「How two baking students made a collection of chocolate geodes that are completely spectacular」(2017/3/31)