X_BNO News

先日、カナダ東部のノバスコシア州にある空港で、旅客機が着陸する時の、恐ろしい瞬間が撮影された。

着陸装置に問題があった可能性

この事故が起きたのは12月28日、場所はハリファックス・スタンフィールド国際空港とされている。

その日の午後9時30分頃、「PAL航空」が運営している「エア・カナダ・エクスプレス（ボンバルディアQ400型機）」の便が、同空港に着陸。

しかし着陸装置に問題があったらしく、乗客は激しい揺れを感じたという。乗客の1人、ニッキ・バレンタインさんも「客室が傾き、火花が散り、炎が上がり、煙が客室に吸い込まれ始めました」と語っている。当時の様子がこちら。

WATCH: Air Canada flight lands with broken landing gear at Halifax airport. Only minor injuries pic.twitter.com/k6dWYMlibR

— BNO News (@BNONews) December 29, 2024

機体はターミナルへ移動できなかった

結局、「エア・カナダ・エクスプレス」は無事に着陸できたが、機体はターミナルに到着できなかったという。

そのため乗務員と乗客73人はバスに乗せられ、到着口に運ばれたそうだ。乗員と乗客に、ケガ人などは出ていない。

またこの事故により、空港での他の旅客機の離着陸などが、一時中断されたという。

カナダ運輸安全委員会は、この空港で起きた航空機の事故を、現在も調査している。（了）

出典元：AP：Flights temporarily suspended at Halifax airport after airplane landing incident(12/30)