YouTube/Atlético Acreano

ブラジルでサッカーの試合中に、火の手が上がる場面が撮影されたのをご存じだろうか。

スタジアムが煙に覆われる

その映像が撮影されたのは、ブラジルにあるサッカー競技場で、当時3部リーグ（Serie C）のチーム「Atlético Acreano」と「Luverdense」が対戦していたという。

ゲームは15分遅れでスタート。しかしその後、スタジアムが煙に覆われたため、試合は6分間中断したという。

それから7分後には、試合が再開されることになったが、その際には煙もなくなっていた。スタジアムの外が燃えている様子はこちら。

隣接するキャンプにも火事の兆候はなかった

クラブのパフォーマンスアナリストのIvan Mazzulaさんによれば、この火災が山林火災によるものかは、判断できないという。

というのもゲームが始まるまで、スタジアムに隣接するトレーニングキャンプでも、炎や煙の兆候はなかったからだ、と述べている。

ただし動画でも、スタジアムの外で炎が激しく燃え上がっており、大量の煙が充満する様子も見て取れる。

試合再開後は、それぞれが得点を重ねたが、ホーム側の「Atlético Acreano」が3対2で「Luverdense」に勝利したという。

この炎がアマゾンの森林火災の延長かどうかは明らかではないが、それにしてもスタジアムにまで炎が近づくとは、かなり珍しい場面と言えるだろう。

出典元：The Guardian：Brazilian football match halted due to nearby wildfire – video(8/27)