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世界の博物館が「学芸員バトル」に参戦、もっとも不気味な展示物で競う

世界の博物館が「学芸員バトル」に参戦、もっとも不気味な展示物で競う
Twitter/Deutsches Historisches Museum

新型コロナウイルスの影響で、イギリスの博物館が世界中の博物館とともにネット上で競い合い、注目を集めている。

 

展示物で競う「学芸員バトル」

 

その博物館とは、イングランドのヨークにある「ヨークシャー博物館」だ。

 

ここは新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、しばらく閉館となっているという。

 

そこで学芸員たちは1週間に1度、SNSを使って「学芸員バトル」を開催することに。この「バトル」は毎回テーマを決めて、ある展示物をツイッターに投稿し、競うというもの。

 

各国の博物館や美術館が参加

 

この非公式の大会は4月17日に始まったのだが、最初のテーマは「もっとも不気味なもの」だったという。

 

まず「ヨークシャー博物館」は、イタリアのローマで出土した、3世紀から4世紀頃の女性の毛髪を提示。ハッシュタグ「#CURATORBATTLE」や「#CreepiestObject」を付けてツイッターに投稿した。

 

 

これに対し、スコットランドの自然科学博物館は、奇妙な目をし、溶けた歯をした「人魚」で対抗。

 

 

またドイツのDeutsches Historisches博物館は、1650年から1750年頃に使われたくちばしのついたペスト・マスクを投稿した。

 

 

イギリスのオックスフォードにあるPitt Rivers博物館も、悪魔の呪いを解く釘やピンが刺さった羊の心臓を投稿。これはイギリスのデボン州南部で作られたと考えられている。

 

 

日本からも太田気味記念美術館が参戦。女性が怪物に襲われている浮世絵の絵画を投稿している。

 

 

他にも様々な不気味なものがハッシュタグ「#CreepiestObject」とともに投稿され、それらのツイートは盛り上がりを見せている。ただし閲覧にはご注意いただきたい。(了)

 

 

出典元:The Guardian:Museums hold Twitter showdown to find world’s creepiest exhibit(4/20)

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