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ベニスで潮位が低下、運河にもボートが取り残されてしまう

ベニスで潮位が低下、運河にもボートが取り残されてしまう
YouTube/RTÉ News

イタリアのベニスで、これまでにないほど潮位が低下し、運河などから水が消える事態となった。

 

運河などにボートが残される

 

ベニスでは先日、潮位が48cmも低下し、街を流れる運河などは底が見える状態になったという。

 

このためボートやゴンドラも身動きができず、泥にはまったり、そのまま取り残されたりしたそうだ。

 

実は当サイトでも以前、同様の現象が起きたことを伝えたが、今回もかなり潮位が低下していることが伺える。

 

2019年は逆に潮位が上がり、被害も

 

その一方で、昨年の12月にはベニスでは潮位が引き上がり、サン・マルコ広場も海水が流れ込み、店やその他の企業も被害を受けたという。

 

また2019年には過去50年以上の間で最悪の洪水となり、潮位が187cmも高くなったとか。

 

これにより市内の85%が水没し、サン・マルコ寺院でも1200年間で6度目のひどい浸水に見舞われたと言われている。

 

当時、ベニスのLuigi Brugnaro市長は、この原因が気候変動にあると主張。多大な損害を被ったため、政府に支援を要請すると述べていた。(了)

 

 

出典元:INDEPENDENT:Exceptionally low tide leaves Venice canals almost empty(2/27)

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