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ドイツでライオンが逃走中?目撃者が携帯で撮影【動画】

ドイツでライオンが逃走中?目撃者が携帯で撮影【動画】
Twitter/deer BSC

ドイツ・ベルリンの郊外で、ライオンが逃走を続けており、現在警察が行方を追っているという。

 

目撃者が警察に通報

 

ブランデンブルク警察のスポークスマン、ダニエル・ケイプ氏によれば、7月20日の真夜中(現地時間)、通行人らから「ある動物が別の動物を追いかけているのを見た」との通報が寄せられたという。

 

1頭はイノシシで、もう1頭は明らかにライオンの雌だったそうだ。

 

二人の目撃者とも携帯電話で動画を撮影しており、それを見た経験豊富な警察官がおそらく雌ライオンだろうと確認したという。

 

多数の警察官を動員し、捜索

 

ドイツの首都・ベルリンの南西部に住む人々は、警察官から家を出ないよう求められたが、後に警戒区域はベルリンとポツダムの間の周辺自治体にも拡大されたそうだ。

 

捜索には、獣医と2人の猟師とともに多数の警察官が動員され、ヘリコプター2機とドローンが捜索を支援しているという。

 

地元の人々はペットを外に出さないよう、または森での散歩やジョギングを控えるよう促されている。

 

サーカスや動物園からの報告はなし

 

この雌ライオンが、どこから逃げ出したのかは、まだわかっていない。

 

警察のスポークスマン・ケイプ氏によれば、現時点で動物公園や動物園、サーカスから失踪の報告はないという。

 

あるサーカスの関係者は「ドイツ全土でライオンやトラを飼っているサーカスは、もうありません」と述べており、動画に映った動物が本当にライオンなのか、疑問を呈している。

 

また2週間前には、フランクフルト近郊の町、バート・クロイツナハで、当局に申告されずに飼われていたサーバル・ワイルド・キャットが逃げ出したという。

 

しかしその後、専門家たちは、今回の映像に映っていたのが、おそらく野生のイノシシだと断定。現在は、捜索が中断されているそうだ。(了)

 

出典元:euronews:Lion on the loose: Big cat sighting triggers feline frenzy in Berlin(7/20)

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