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ドイツ軍による機密文書が驚きの将来予測「EUは2040年に崩壊」

ドイツ軍による機密文書が驚きの将来予測「EUは2040年に崩壊」
flickr_Duncan Hull

ドイツ連邦軍による機密文書において、EUが2040年までに崩壊する、との驚くべき予測が示されていることが明らかになった。

 

2040年までにEUは崩壊する

 

ドイツ連邦軍によって書かれた機密文書は、ドイツで高い評価を得ている雑誌「Der Spiegel」によってリークされた。

 

「戦略的予測2040」と題された102ページにも及ぶドイツ連邦軍の機密文書内では、2040年までに起こりえる6つのシナリオを提示しており、その中で最も過激なシナリオではEUという共同体が限界点に達するとしている。

 

「Der Spiegel」の記事は、“最悪のケースは、これまで世界を率いてきたEUとアメリカが機能しなくなり、世界秩序が崩壊する様を描いた6番目のシナリオである”と伝えている。

 

切迫度の低いシナリオでもヨーロッパは崩壊へ

 

文書では危機的状況の度合いとしては6分の4ほどの切迫度の低いシナリオにおいても、やはりヨーロッパ大陸は分断され、“ヨーロッパの幻想”は終わりに達するとされている。

 

さらに「Der Spiegel」は、“経済の失速や時代が逆戻りしてしまったかのような政治情勢といった兆候がある”、“後退サイクルが進行することにより、世界を危機に陥れる”とも伝え、“アメリカが孤立する兆候が現れる中、EUは末端からほころびを生じ始めており”、“ヨーロッパの幻想の終焉は起こりえるようにみえる”としている。

 

また不透明な世界秩序はドイツ政界を“混乱させ、時に危機へと陥れる”と警告を発している。

flickr_7th Army Training Command

トランプ大統領の選出や英国のEU離脱は反映されておらず

 

「Der Spiegel」によると、ドイツ連邦軍によるこのような将来予測は初のものであり、ロシアによるクリミア半島併合の後、連邦軍は文書の作成を急ピッチで行ってきたという。

 

ドイツ連邦軍は予測シナリオと同様に、ドイツにとって今後脅威となる可能性があるもののリストをも作成しており、その中には低迷する国家への忠誠心や西欧において停滞する経済、敵対国家からのドローン、疫病、化学物質、核、生物兵器などあらゆるものが挙げられているそうだ。

 

「Der Spiegel」は、この文書が2年前に作成されたと伝えている。

 

したがって文書にはアメリカにおけるトランプ大統領の選出や、イギリスのEU離脱といった出来事は反映されていない。(了)

 

出典元:BusinessInsider:A secret planning document by the German army says the EU could collapse by 2040(11/7)

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