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先日、北朝鮮の金正恩総書記が、ロシアのハバロフスク地方からウラジオストクへ向けて専用列車で移動したが、その際興味深い様子が撮影された。

撮影で忙しく、出発に気づかず

ロシアを訪問中の金氏を乗せた専用列車は15日、ハバロフスク地方のコムソモリスク・ナ・アムーレ駅から、ウラジオストクへ向けて出発した。

出発の際、ハバロフスク州知事のミハイル・デグチャレフ氏と、コムソモリスク・ナ・アムーレ市長のアレクサンドル・ゾルニク氏の2人が金氏を見送った。

しかし北朝鮮側の2人のスタッフは、お別れのセレモニーの撮影で忙しく、なんと専用列車が動き出しているのに気付くのが遅れ、慌てて走り出した。その様子がこちら。

This is how Kim Jong-un was met and seen off in Komsomolsk-on-Amur pic.twitter.com/eZ94oUVVNf

— MARIA (@its_maria012) September 15, 2023

ウラジオストクで空軍基地を視察

金正恩氏は15日、コムソモリスク・ナ・アムーレにある、最新鋭戦闘機の「Su-57」や「Su-35」を生産している航空機工場を視察。その後は、「Su-35」戦闘機のデモ飛行も見学したという。

またウラジオストクでは16日、ロシアのショイグ国防相が出迎え、金氏は極東の空軍基地を視察。ショイグ国防相により、極超音速ミサイルや長距離爆撃機の説明を受けたそうだ。

その後、金氏はロシア太平洋艦隊も視察しており、ロシアと北朝鮮の軍事協力の姿勢を強くアピールする形となった。（了）

出典元：METRO：Video captures moment Kim Jong-un’s team are forced to jump onto moving train after it leaves without them(9/15)