TikTok/robbieallen

シドニーからフィジーへ向かったオーストラリアの男性。彼が搭乗したのは、ゴーストフライトと呼ばれる乗客なしの便だった。驚いた彼はその時の体験を動画を撮り、最近になってTikTokに投稿した。

まるでプライベートジェット

オーストラリアのRobbie Allenさんは、誕生日の記念にフィジー旅行に出発。シドニーから乗った旅客機に、自分以外の客が一人もおらず、まるでプライベートジェットをプレゼントされたようだったと言う。

海外メディアによると、搭乗率10%以下になった定期航空便をゴーストフライトと呼ぶのだそう。新型コロナが蔓延していた時期には多くのゴーストフライトが飛び、Allenさんが動画を撮ったのもその頃だったらしい。

動画の冒頭に出発ロビーが映っている。「文字通り、その飛行機に乗るのはたった一人、僕だけだった」と彼が言う通り、ロビーは見事に空っぽだ。乗り込んだ機内も全て空席。

Allenさんが席に座ってから何が起こったかというと、「機長がやって来て僕の隣に座り、話をした」そうだ。離陸してから機内を自由に歩き回った彼は、「僕はVIPだ」と言い、笑いを抑えられない。

フライトアテンダントは、もちろん、彼の付き人のようなもの。「欲しいものは何でも出してくれた」と言っている。動画には、ボウルにたっぷり盛られたスナック菓子や、食事、スパークリングワインが映っている。

Allenさんは、実はビジネスクラスを予約していたのだが、「もしそうでなくても、同じだけのものをタダで出してもらえただろう」と言う。

そして最後に映るのが手荷物受取場。当然のことながら、Allenさんのキャリーバッグが一つ、ぽつんと置かれているだけ。普通ならあり得ない光景だ。

@robbieallen It was creepy at first but then amazing, just wish I hadn’t already paid for business class (don’t judge my horrible tik tok skills lol) #virginaustralia @Virgin Australia #fypシ #fiji #fyp #zyxcba #sydney #fijitiktok #australia #maori #avgeek #aviation ♬ original sound – Robbie Allen

主人を待つ手荷物がなぜか可笑しい

動画のコメント欄を見ると、手荷物受取場にバッグが1つしかないのを面白がっている人が多い。また、「乗客一人でよく欠航にならなかったね」と感心する人もいる。「日本からオーストラリアへ行く便で、私もただ一人の乗客になったことがある」と書いている人もいた。（了）

出典元：Metro:Man reveals what happens if you’re the only passenger on a flight(1/19)