あわや大惨事!滑走路に侵入した小型機に気づき、着陸寸前の旅客機が急上昇【動画】
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アメリカの空港で、旅客機と小型機が衝突しそうになり、その瞬間が撮影された。
着陸を中止し、すぐに急上昇
その出来事が起きたのは2月25日、場所はイリノイ州にあるシカゴ・ミッドウェー国際空港とされている。
当時、サウスウエスト航空の2504便が、滑走路へ着陸しようとしていたという。
しかしその時、小型のプライベート・ジェット機が、滑走路に侵入。サウスウエスト航空のパイロットがそれに気づき、すぐに機体を急上昇させた。その瞬間がこちら。
🚨 Close call at Midway! A private jet crossed the runway just as a Southwest flight was landing, forcing a dramatic go-around. Glad everyone’s safe! #AviationSafety pic.twitter.com/5TNDKIMDg2
— 🌊 R Saddler (@Politics_PR) February 25, 2025
管制室も各機に待機を命じる
アメリカの連邦航空局によると、小型ジェット機が許可なく滑走路に進入したため、サウスウエスト航空の乗務員は衝突を避けるために「ゴーアラウンド(着陸体勢から上昇すること)」を開始したという。
また管制塔からの音声でも、サウスウエスト航空の飛行機が着陸しようとしていたため、各飛行機は交差点で待機するよう指示されていたことが確認されたそうだ。
しかもこの時、サウスウエスト航空の旅客機と、小型ジェット機との間はわずか76mしか離れていなかったと言われている。
プライベート・ジェット機のサービスを提供している「フレックスジェット」の広報担当者は、自社のジェット機がこの件に関与していることを認め、「徹底的な調査を行っています」と述べた。
最近、アメリカでは航空機の災難が続いており、2月22日には、オーストラリア行きのデルタ航空の機内で、煙が検知されたため、離陸後1時間も経たないうちにロサンゼルスに引き返したという。
また機内で煙が充満する出来事は2月24日にも発生し、デルタ航空の旅客機が、離陸直後にアトランタに戻ったそうだ。(了)
出典元:NBC:Southwest flight nearly collides with jet at Chicago’s Midway Airport(2/26)