飛行訓練中、教官が機体から飛び降りて自殺、訓練生が自力で着陸【アルゼンチン】

南米のアルゼンチンで、航空機の飛行訓練中に、教官の男性が機体から飛び降りて、自殺する出来事が起きた。
小型機の訓練中に自ら窓を開ける
7月4日、22歳になる訓練生の女性(氏名非公表)は、アルゼンチン北部のコルドバ州の町、Toledoの上空で、教官のLeandro Bertazzo氏(44)と小型機の飛行訓練を行っていたという。
しかしその後、Bertazzo氏は乗っていた「セスナC150」の扉を開け、自ら飛び降りたそうだ。
訓練生の女性は当初、教官がパラシュートを身に着けていると思っていたが、そうではなく、やがて彼が墜落死するのを目撃した。
その後、訓練生は警報を発し、コルドバ州にあるコロネル・オルメド空港に自力で機体を着陸させたという。

「完璧に着陸を成功させた」
フライトスクール「フライング・パロット・コルドバ」の校長、Eduardo Alvarez氏によれば、訓練生はパイロット免許を持っていたものの、飛行時間は少なかったという。
そして教官が飛び降りた際、「彼女はひどく動揺していたが、プロ意識を貫き、飛行機を飛行場まで操縦し、完璧に着陸を成功させた」と語っている。
一部の報道によれば、飛行中、教官のBertazzo氏は訓練生に「どうすればいいか、分かっているだろう?前に進み続けろ」と告げたという。

校長のAlvarez氏は、教官のBertazzo氏について、次のように語っている。
「彼は、いつも笑顔でした。彼の死は、全く予期せぬ出来事でした。理解したり、考えたりすることは不可能ですが、人間の心は実に複雑で、時に予測不可能です。だからこそ、このようなことが起こってしまったのです」
チリで元民間パイロットだったと自称するBertazzo氏は、神経精神科の治療を受けていたとも報じられているが、その事実を知っていたのは、近親者だけだったとされている。(了)
出典元:METRO:Student pilot forced to land plane alone after instructor ‘jumps to his death mid-flight’(7/8)


























