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米空母「エイブラハム・リンカーン」の乗員など、8人が自殺未遂をしていたと判明

米空母「エイブラハム・リンカーン」の乗員など、8人が自殺未遂をしていたと判明
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長期展開中の空母打撃群内で8人が自殺未遂を起こしていたと、アメリカ海軍の高官が認めた。

 

海軍長官が書簡の中で認める

 

アメリカ海軍長官のフン・カオ(Hung Cao)氏は、9月22日に送られた上院軍事委員会の委員宛ての書簡の中で、「エイブラハム・リンカーン」空母打撃群に所属する、海軍兵士8人が自殺未遂を起こしていたと認めた。

 

その書簡には、次のように書かれていた。

 

「リンカーンの展開開始以来、打撃群全体で合計8件の自殺未遂がありました。この数字には、リンカーンの乗組員、空母航空団、打撃群および駆逐艦戦隊のスタッフ、護衛駆逐艦、そして搭載されているすべての航空戦隊の乗組員が含まれます」

 

今年2月に始まったイラン戦争で、「エイブラハム・リンカーン」空母打撃群は約10カ月に及ぶ長期展開を続け、艦内の劣悪な環境や、兵士らのメンタルヘルスの問題が報じられていた。

 

しかし今月初め、「エイブラハム・リンカーン」空母打撃群は、過去最長となる286日間の任務を経て、タイに寄港。現在は、母港であるカリフォルニア州へ向かっているという。

 

2024年には356件の自殺未遂

 

海軍関係者はABCニュースに対し、自殺未遂事件はすべて非常に深刻に受け止めているものの、今回の件数は長期展開においては異常な数ではないと述べたという。

 

実際、アメリカ海軍では2024年に、356件の自殺未遂を記録しており、この年には過去3年間で自殺未遂件数が約50%増加したそうだ。

 

ただジョン・コードル退役海軍大佐は、長期にわたる無期限の展開と、寄港なしの展開は乗組員に大きな負担をかけるとし、次のように述べている。

 

「ベトナム戦争以来、これほど長期間、艦艇を配備したことはなく、当時学んだ艦艇の整備、人材の維持、メンタルヘルスに関する教訓は忘れ去られているようだ。我々は未知の領域に足を踏み入れており、何が分からないのかさえ分からない状態だ」

 

トランプ大統領やヘグセス国防長官は、「エイブラハム・リンカーン」艦内の劣悪な環境や、メンタルヘルスの問題に関する報道を否定してきた。(了)

 

出典元:ABC News:8 sailors attached to USS Lincoln have attempted suicide, acting Navy secretary says(9/25)

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