英の空軍基地付近に不審な車両、5人の男を逮捕

アメリカ軍が駐留するイギリスの空軍基地付近で、不審な車両が摘発され、5人の男が逮捕された。
3台の不審車両を摘発
この事件が起きたのは、イングランド南西部のグロースタシャーにある、フェアフォード空軍基地付近とされている。
イギリス警察によれば、9月27日の午前0時45分、フェアフォード空軍基地へ向かう、不審車両3台に関する通報を受けて、警察官が出動したという。
そしてフェアフォード空軍基地から約3.2km離れたウェルフォード村で、警察が不審車両を摘発。車両には爆発物が積まれていると疑われ、警察は爆発物取締法違反の疑いで、5人の男を逮捕した。
その後、容疑者の車両周辺には400mの規制線が張られ、軍の爆発物専門家が車両の検査を行ったという。また、警察は「予防措置」として、付近の約85世帯を避難させたそうだ。
フェアフォード空軍基地には、アメリカ空軍が駐留し、「B-1ランサー」や「B-52ストラトフォートレス」といった重爆撃機が配備されており、今年の2月以降、イランへの作戦を進めるアメリカ軍の主要拠点となってきた。

「テロ行為の準備容疑」で逮捕
グロースタシャー警察は対テロ警察と緊密に連携して捜査を進めており、対テロ警察は、拘束された5人の男が「テロ行為の準備容疑」で逮捕されたと明らかにした。
アメリカのトランプ大統領は、フェアフォード空軍基地での容疑者らが、「長期間」監視下に置かれていたと述べたという。
またトランプ大統領は記者団に対し、容疑者らが同基地に「甚大な被害を与えようとしていた」と主張した。
イランとの戦争が続く中、アメリカ軍はフェアフォード空軍基地を使用しているが、これまでのところ、イギリスの警察は、この事件とイランとの関連を確認、または立証をしていない。
在英アメリカ大使館は9月27日、この事件の発生を受け、イギリスに滞在するアメリカ市民に対し「警戒を怠らず、身の安全に十分注意するよう」呼びかける声明を発表。「イギリス当局は、イギリスにおけるテロの脅威を深刻と評価しており、アメリカの関連施設、集会、組織はリスクが高まる可能性がある」と警告した。
しかし最新の情報によれば、この5人の容疑者は全員、イギリス国籍で20代、ロンドン出身であることが判明したという。
また容疑者らの車から爆発物は発見されておらず、イギリスの捜査当局は、実際に基地近くで爆弾を爆発させようとしていた可能性は低いとみなし、その後5人全員を釈放したそうだ。(了)
出典元:ABC News:UK police arrest 5 men under terrorism, explosives acts close to US air base(9/28)


























