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NYのハーフマラソンで、目の不自由なランナーが初めてガイドドッグとともに走り完走

NYのハーフマラソンで、目の不自由なランナーが初めてガイドドッグとともに走り完走
Instagram/nyrr

先日、ニューヨークで行われたハーフマラソンで、目の不自由な男性ランナーが初めてガイドドッグに導かれ、完走を果たした。

 

3匹のガイドドッグが交代で、21kmを完走

 

そのランナーとは、非営利団体「Guiding Eyes for the Blind」のCEOであるThomas Panekさん。目の不自由な彼は3月17日に、ニューヨーク市で行われた「 United Airlines Half Marathon」に参加。

 

3匹のガイドドッグに交代で導かれ、13.1マイル(約21km)を2時間20分ほどで走破したという。(1匹が約4.8kmから約8km走った)

 

通常なら人間のガイドがランナーに付き添うが、このようにガイドドッグによって完走するのは、ニューヨークで行われるマラソンイベントでは初めてのこととされている。

 

History has been made! #GoodBoyGus earned his United Airlines NYC Half medal and will now step into retirement….

Guiding Eyes for the Blindさんの投稿 2019年3月17日日曜日

目の不自由なアスリートらへの寄付を募るため

 

今回、Panekさんと一緒に走った3匹のガイドドッグは、「Waffle」と「Westley」「Gus」。

 

いずれもラブラドール・レトリバーで、皆非常によく訓練された犬だという。Panekさんは地元局のWABCの取材に対し、次のように語っている。

 

「それは長いレースです。しかし犬たちは走る動物です。そして彼らは動くことや、走ることが大好きなのです。多くの場合、散歩をする時、私たちは犬を抑え続けます。彼らは外へ出たがり、楽しみたいのです」

 

Panekさんが今回このように走ることにしたのは、目の不自由なアスリートたちが、一緒に走れて導いてくれるガイドドッグを手に入れることができるよう、寄付を募るためだったそうだ。

 

そして今回一緒に走ったガイドドッグは縁石や他のランナー、路面の窪みなども察知してナビゲートし、Panekさんを助けてくれたという。

 

ただ最も大きな困難は、より速いペースで走り続けること、そして犬と一緒に移動し、共にフットワークを一歩ずつ維持することだと述べている。(了)

 

※下は練習風景。

 

Meet the running guide dogs ready to make history in the NYC United Half Marathon on March 17th!Want to meet Tom and the inspiring pups in-person? JackRabbit West 72nd is holding a FREE meet and greet this Sunday, March 3rd at 8:30 AM followed by a run-along with Tom and the dogs in Central Park. Put on your running shoes and join us!

Guiding Eyes for the Blindさんの投稿 2019年3月1日金曜日

 

出典元:GMA:Blind man finishes New York City half marathon with the help of guide dogs(3/17)

出典元:CBS:Blind runner makes history by finishing NYC Half Marathon with help of guide dogs(3/18)

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