YouTube/milyari fitzpatrick

オーストラリアに住むアボリジニの男性が、素手で小型のワニを捕まえる様子が撮影され、YouTubeに投稿されている。

両手を川の中に入れて捕獲

そのアボリジニの男性とは、Nicholas Milyari Fitzpatrickさん。彼は3週間ほど前、北部のノーザンテリトリーにある道路、Savannah Way付近の川へ出かけたという。

そして川の中に一匹の小型のワニ（フレッシュウォーター・クロコダイル：アリゲーター）を発見。川の中に入り、ゆっくりと近づいて水の中に手を入れて待つと、素手でワニを捕まえた。

そのワニの大きさは150cmほど。決して大きくはないが、Nicholasさんが手を離した瞬間水しぶきを上げて、ワニは勢いよく水の中へと消えていった。その時の様子がこちら。

狩猟技術を忘れていないかをテスト

Nicholasさんによれば、以前パイソンを捕まえたことはあったが、素手でワニを捕らえたのは今回が初めてだという。

また今までも毒を持ったヘビや、大型で獰猛として知られる海辺に暮らすワニ（ソルトウォーター・クロコダイル）を捕まえることは、決してしなかったそうだ。

そして今回も自分が古い狩猟テクニックを身につけているかをテストするために、挑戦したと述べ、次のように語っている。

「私はハンターです。私は草原（ブッシュ）で狩りをしながら育ってきたのです。淡水に住むワニについては、多くの話を聞いてきました。私たちがどのようにしてそれを食べていたのかも含めてね」

その上でNicholasさんは狩猟のコツについて、「ただ集中し、平静を保ち、素早く動くこと、これが私の心がけている（頭をよぎる）ことです」と述べている。

それにしても素手で捕まえるとは、本当に驚きだ。（了）

出典元：MailOnline：‘I’m a hunter, I grew up out bush’: Incredible moment man snatches baby crocodile from a river with his bare hands(5/19)

出典元：NTNews：Nicholas Milyari Fitzpatrick snatches croc from river with bare hands(5/19)