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【北京冬季五輪】競技中股間が凍り、ホットパックで戻した男子スキー選手「痛かった」

【北京冬季五輪】競技中股間が凍り、ホットパックで戻した男子スキー選手「痛かった」
Facebook/Remi Lindholm

極寒の中で行われた北京冬季五輪。その寒さで、思わぬ部分に思わぬダメージを受けてしまった選手がいる。クロスカントリースキーの男子50kmマススタートに出場した、フィンランドのRemi Lindholmさんだ。

 

あまりの寒さで規定の距離が変更に

 

2月19日に行われたクロスカントリースキーの男子50kmマススタートは、開始時間が1時間遅らされ、規定の距離が50kmから30kmに短縮された。

 

外気温があまりに低かったため、選手たちの凍傷が心配されためだ。フィンランド代表のLindholm選手(24才)は、そのレースを1時間16分弱で完走し、18位となった。

 

さて、こう言っては失礼だが、面白いのはそこから。ゴールした彼は、即座にスキーを外し、ロッカールームに走ったらしい。その理由は、股間にある「特別敏感なモノを、ホットパック(温湿布に使うホッカイロのようなもの)で融かす必要があったため」だと報じられている。本人は後になって、フィンランドのメディアにこう話している。

 

「そのレースを終えた時、僕の体のどの部分が凍っていたか、お分かりいただけると思います。あれは、これまで出場した競技の中で最悪でした」

 

Lindholmさん自身はその「部分」の名称を口にしていないが、記者たちには疑いようがなかったのだろう、海外メディアはこぞって「frozen penis(フローズン・ペニス)」と書き立てている。

 

「耐えられないほどの痛み」

 

Lindholmさんはこうも話している。

 

「競技の後、その部分が温まり始めると、耐えられないほどの痛みに襲われました」

 

凍えているうちは無感覚だが、温まれば感覚が戻ってくる。男性の方々は、考えただけでもゾッとするのではないだろうか。Lindholmさんには同情せざるを得ない。

 

競技用のスーツは体にピッタリしたもので、防寒のことはあまり考えられていないのだろう。そして、凍傷は指のような末端部分ほどなりやすい。Lindholmさんのように温めて戻ればいいのだが……他のスキー選手にも被害が及んでいないことを祈りたい。(了)

 

出典元:New York Post:Finland skier suffers frozen penis in Olympics mass start race(2/20)

出典元:Fox Sports:‘The pain was unbearable’: Winter Olympian Remi Lindholm suffers frozen penis(2/21)

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