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ロシアが事実上の侵攻開始、ウクライナ軍の最前線の状況とは?

ロシアが事実上の侵攻開始、ウクライナ軍の最前線の状況とは?
YouTube/Radio Free Europe Radio Liberty

ロシアのプーチン大統領が和平プロセスを無視し、ウクライナ東部・ルガンスク州とドネツク州の親ロシア地域を独立国として承認したが、ウクライナ軍の最前線はどのような状況なのだろうか。

 

ドネツク州のウクライナ軍側で取材

 

最前線のエリアには、「ラジオ・フリー・ヨーロッパ(Radio Liberty/Radio Free Europe)」の記者が取材をし、その動画が投稿されている。

 

動画は2月22日、ドネツク州の街、Novoluhanskeにあるウクライナ軍側の塹壕で撮影されたもの。最初に登場する兵士の1人は次のように述べている。

 

「状況はここ最近、より激しくなっています。砲撃はより頻繁になり、迫撃砲も使われています」そういうと爆発音が起き、兵士は「戻るぞ」と言って素早く塹壕の中へと入っていった。

 

その後、兵士は「このようなことが毎日起きている。もうずっとです、朝から晩までね」と答えている。

 

YouTube/Radio Free Europe Radio Liberty
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分離派が挑発を繰り返している

 

その後、別の兵士は「ロシア軍の部隊が配置される可能性があると予想している」として、次のように述べている。

 

「ドネツク州とルガンスク州の分離派(親ロシア派)は、挑発を繰り返している。彼らはウクライナ軍が自分たちの領土に砲撃していると(わざと)主張している。ロシア連邦が、彼ら(分離派)を共和国として承認したことを考えると、ロシア軍が正式に配置されると思います」

 

別の兵士も「この状況が、ずっと繰り返されると思います。2014年(クリミア併合時)の時より、さらに悪化しないことを願いましょう。いい状況とは言えません。しかし私たちは闘わなければなりません」」

 

 

下は、ウクライナ国境付近のロシア側と、ベラルーシ側を映した衛星画像。多くの車両や部隊の施設などが配置されているのが分かる。

 

 

こちらは、クリミア半島に向かって移動するロシア軍の車両など。

 

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一般市民を「人間の盾」として利用

 

さらに別の動画(21日撮影、場所:Horlivka)では、ある兵士が親ロシアの分離派が無実の一般市民を「人間の盾」として使い、自分たちを挑発してくると証言。

 

もし挑発に乗ってしまったら、民間人を撃ってしまうことになるかもしれないため、挑発に反応しないようにしていると述べている。

 

YouTube/Radio Free Europe Radio Liberty

 

また兵士たちの中には、外交的解決では、拡大する戦争を回避できないと考えている者もいるという。ある兵士は次のように語っている。

 

「どんな合意もなされないでしょう。プーチンは、譲歩する男でない。彼は約束を守らないし、皆、彼を信じることはできないからです」

 

動画は「より深刻な戦争に引きずり込まれることを避けようとしながらも、ウクライナ軍の兵士は未来に訪れることを、ただ待つことしかできないでいる」と締めくくっている。(了)

 

 

出典元:Radio Free Europe:As Russia Recognizes Separatists, Ukrainian Soldiers Speak Of And Anticipate Escalation(2/22)

出典元:Radio Free Europe:Amid Increased Shelling, Anxiety Grows Near Horlivka In Eastern Ukraine(2/22)

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