ヨルダン川西岸地区で、イスラエルの入植者と兵士がパレスチナ人3人を殺害

ヨルダン川西岸地区の村で、3人のパレスチナ人が、イスラエルの入植者と兵士により、殺された。
ラマラ近郊の村で頭部を撃たれて死亡
3月7日の夜、ヨルダン川西岸地区中部の都市、ラマラ近郊のアブ・ファラー村に、イスラエル人の入植者らが現れ、オリーブ畑の木を破壊しようとしたという。
地元のパレスチナ人はそれを止めさせようとしたが、その後、数十人の武装した入植者が村に侵入。パレスチナ人のタエル・ファルーク・ハマエル(Thaer Faruq Hamayel)さん(30)と、ファラ・ジャウダット・ハマエル(Fara Jawdat Hamayel)さん(57)を殺害した。
2人の男性は、ともに銃で頭を撃ち抜かれて、殺されたという。
その後、遅れて到着したイスラエルの治安部隊は、村の狭い路地に、催涙ガスを発射。それを吸い込み、ムハンマド・ハッサン(Muhammad Hassan)さん(54)も死亡した。ハッサンさんは、4人の子供の父親だったと言われている。
Several Palestinians were killed after armed Israeli settlers attacked the village of Abu Falah in the occupied West Bank.
Witnesses say the settlers carried out the attack under the protection of Israeli forces. pic.twitter.com/7L5QHnF1Yd
— Al Jazeera English (@AJEnglish) March 9, 2026
他の村でも入植者が殺害
3月2日には、ヨルダン川西岸地区北部のQaryut村で、入植者らによるオリーブの木の破壊を阻止しようとした、パレスチナ人の兄弟2人が殺害された。
ムハンマド・タハ・ムアマル(Muhammad Taha Muammar)さん(52)は頭部を、ファヒム・タハ・ムアマル(Fahim Taha Muammar)さん(48)は下半身を撃たれ、死亡したという。
また3月7日には、ヨルダン川西岸地区南部のヘブロンにあるWadi a-Rakhim村でも、入植者たちが家畜をパレスチナ人居住地に押し込み、それを阻止しようとした住民に至近距離から発砲。アミール・ムハンマド・シャナラン(Amir Muhammad Shanaran)さん(28)が死亡し、兄弟のハレドさんが重傷を負った。
2023年10月以来、暴力的な入植者たちはイスラエル軍を利用して、ヨルダン川西岸全域でパレスチナ人に対する攻撃をエスカレートさせてきた。
今回の事件を受け、イスラエルを拠点とする人権団体「B’tselem」は、次のように非難している。
「戦争を隠れ蓑に、軍とイスラエル人入植者の民兵との協力は、ヨルダン川西岸における民族浄化を深めている。入植者たちは、パレスチナ人の耕作地で意図的に家畜を放牧し、作物や貯蔵食品を破壊し、家畜を盗み、太陽光パネルや貯水槽を破壊している。入植者たちはまた、ブルドーザーを使ってパレスチナ人の私有地を破壊し、占拠している」
2月28日にイランへの攻撃が始まってから、イスラエル政府は、再びガザ地区を封鎖し、ヨルダン川西岸全域で広範な移動制限を導入した。(了)
出典元:The Guardian:Israeli settlers and soldiers kill three Palestinians in West Bank village(3/8)

























