イランが米軍の攻撃を停戦違反と非難、報復すると表明

5月25日、アメリカ軍はイラン南部の都市を攻撃したが、これについてイラン側は停戦違反だと非難している。
和平交渉は継続する姿勢
イラン外務省は、ホルムズ海峡付近の都市、バンダルアッバスにあるミサイル発射基地と、新たな機雷敷設の試みを標的としたアメリカ軍の攻撃を「不誠実な行為」であり、「明確な停戦違反」だと非難し、侵略行為には報復すると表明した。
アメリカ軍の攻撃では、イラン軍の兵士4人が死亡しており、イランのペゼシュキアン大統領も、アメリカ軍によるさらなる攻撃には報復すると警告した。
またイラン革命防衛隊も、アメリカ軍によるいかなる停戦違反に対して、「正当かつ明確な」報復権を留保すると表明した。
イラン側は、防空部隊がアメリカ軍のMQ-9ドローンを撃墜し、イラン領空に侵入した戦闘機に発砲したと明らかにした。
しかしイラン政府は、アメリカとの和平交渉を継続する姿勢を示しており、アメリカのトランプ大統領も26日、メリーランド州にある大統領の別荘「キャンプ・デービッド」で異例の閣議を招集したという。
イスラエル軍が防衛ラインを越えて進軍
イスラエル軍は5月26日、レバノン領内約10kmに及ぶ、南レバノンのいわゆる「イエローライン」を越えて作戦を開始したと明らかにした。
イスラエル軍の関係者は「イスラエル国防軍は、政治指導部の指示に従い、イスラエル国民とイスラエル国防軍兵士への直接的な脅威を取り除くため、前線防衛線を越えて標的を絞った作戦を展開している」と述べた。
またイスラエル軍は、停戦中であるにも関わらず、5月26日の夜間にも、レバノン南部と東部の広範囲を標的とした激しい空爆を行い、レバノン東部のベッカー渓谷の村では12人が死亡した。
パレスチナの保健省は5月26日、イスラエル軍がヨルダン川西岸地区北部の町、ジェニンにある難民キャンプ内で、パレスチナ人男性1人を殺害したと発表した。
またイスラエル軍は停戦中であるにも関わらず、ガザ地区も攻撃し続けており、26日には7人のパレスチナ人が殺害された。(了)
出典元:The Guardian:Middle East crisis live: Iran’s foreign ministry says US broke ceasefire with overnight strikes(5/26)

























