「ハマス」の攻撃により、イスラエルで250人が死亡、一般市民も人質に
パレスチナの武装組織「ハマス」により、数多くのイスラエル人が殺害され、また人質にされている。
イスラエル側では250人が死亡
10月7日、「ハマス」はパレスチナのガザ地区から、数多くのロケット弾を発射。また戦闘員がイスラエル領内に入り、戦闘を開始した。
イスラエルのネタニヤフ首相は、「戦争状態」に突入したと宣言。ガザ地区を空爆し、ヨルダン川西岸と東エルサレムでも激しい戦闘が続いている。
イスラエル当局によると、これまでに少なくとも250人が死亡し、少なくとも1800人が負傷したという。
またイスラエルの一般市民や兵士なども、数多く「ハマス」の人質になったとされている。
MOMENTS AGO: Hamas fired a barrage of rockets from Gaza into Tel Aviv.
Hamas is targeting civilians. Israel is targeting terrorists. That’s the difference. pic.twitter.com/8LlQ87DYKg
— Rex Odinaka Agbo (@Rex_od) October 7, 2023
Several Israelis being taken hostage by Hamas militants in the Be’eri kibbutz, Israel (NYT) pic.twitter.com/wBpvejI3is
— telnetta (@telnetta) October 7, 2023
ガザ地区では232人が死亡
一方、赤十字・赤新月社によれば、パレスチナ側のヨルダン川西岸地区では、イスラエル軍の攻撃により、92人が負傷したという。
さらにガザ地区では、イスラエル空軍による報復空爆で少なくとも232人が死亡。1650人が負傷し、医療インフラが大混乱に陥っているそうだ。
Video shows the moment a high-rise building in Gaza City was struck by Israeli warplanes, spewing plumes of thick black smoke into the air. The Gaza Interior Ministry said the building housed approximately 100 families. https://t.co/ICVt3HoZnp pic.twitter.com/SYPGS4Wusf
— ABC News (@ABC) October 7, 2023
米大統領は「ハマス」を非難
アメリカのバイデン大統領は10月7日、演説で「ハマス」によるイスラエルへの攻撃を厳しく非難。「私は(ハマスと)世界中のテロリストに言いたい。アメリカはイスラエルとともにある」と発言した。
また「我々は、イスラエルが自国民に必要な支援を提供し、自国を守り続けられるようにする。イスラエルには自国と自国民を守る権利がある。テロ攻撃は決して正当化されないし、イスラエルの安全保障に対する私の政権の支援は揺るぎないものだ」とも述べたという。
一方、パレスチナ自治政府のアッバス議長は、アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官と電話会談を行い、パレスチナ人に対する「不公平」が、イスラエルとの対立を「爆発」へと駆り立てていると語ったそうだ。
アッバス議長は電話で、現在進行中のエスカレートは、植民地主義者とイスラエル占領軍のこれまでの行い、そしてイスラム教徒に対する正当化できない攻撃によるものだとも述べたという。
イスラエル政府は長年、パレスチナに入植を進め、パレスチナ人から土地を奪い続けてきた。(了)
出典元:The Guardian:Hundreds die and hostages held as Hamas assault shocks Israel(10/7)
出典元:The Guardian:Israel says civilians and soldiers held hostage in Gaza after major Palestinian attack – live(10/7)