顔の大きな人でも大丈夫!ハサミだけで靴下をマスクにする方法
日本だけではなく新型コロナウイルスの影響を受けている世界各国で、「マスクがない!」と人々は声を上げている。
また、医療用マスクは医療現場で使ってもらい、通常の外出用マスクは洗って使いまわせる布マスクにしようという流れも、世界各国で起こっている。
しかし、布をマスク状にするのはなかなか難しく、ミシンがない人はもちろん、不器用な人や裁縫が得意ではない人は敬遠してしまいがちだ。
また、ガーゼも入手困難となっており、なかなか手作りするのも難しい。
そんな中、靴下を使ってマスクを作る動画が、今月に入ってからいくつもネット上に登場している。その中から、顔の大きさを選ばない靴下マスクの作り方を紹介しよう。
靴下をマスクにする方法
複数の動画が上がっているが、今回紹介するのはアメリカの大手民間放送ネットワークのニュース番組でお天気を担当しているアダム・ジョセフさんの投稿だ。
彼は4月7日、個人のFacebookアカウント上に、「HOMEMADE SOCK MASK(手作りの靴下マスク)」という動画を投稿した。動画で説明している靴下マスクの作り方は次の通りだ。
靴下や顔の大きさに合わせて、切り取る位置や切込みを入れる場所を調節してみるといいだろう。
1. 清潔な靴下を用意する
2. かかとからつま先までをハサミで切る
3. 足首の部分を切り取る
4. つま先の部分を切り取る
5.両端に半分ほど切れ込みを入れる
広げるとそれらしい形になってきた!
6. 装着して上下のいらない部分を押し込む
完成!
▼動画全編はこちらから
TURNING A SOCK INTO A MASKI saw this and I wanted to give it a try. It truly works and so simple! It adds an extra layer of protection if you are not using an N95 mask. Plus a tip on how to properly handle the mask.Some have suggested using coffee filters inside.#CoronavirusUSA #mask #homemade 6abc Action News
Adam Josephさんの投稿 2020年4月7日火曜日
より効果的に使用するために
このマスクは医療現場などで使用されているN-95と比べると、効果は低い。しかし、口との間にフィルターの代わりになるものを挟み込むことで、性能を上げることができるという。
動画ではキッチンペーパーが使われていたが、コメント欄では、「コーヒーフィルターがいいって聞いた」と説明している。
マスクの着脱時には、耳にかけたヒモの部分だけを持つことも大切だ。顔を覆っている部分は触れないように気を付けよう。
こんなバージョンも
ジョセフさんの方法は、鼻の高さによる隙間ができにくい点や顎まで覆える点、大きな顔でもカバーされる点がメリットだが、靴下らしい見た目が残ってしまうのがデメリットだ。
もっとマスクらしい形を求めている人やもっと小さいサイズのほうがいいという人は、この動画を参考にしてみてはいかがだろうか。
How to make a mask from socks! pic.twitter.com/YNGkG6yJYQ
— Jayendra (@JayendrasPOV) April 9, 2020
靴下を筒状に保ったままマスクにするので、間にフィルターを入れやすいのもメリットだ。
Twitter上には作ってみたという投稿も見られるが、「小さかった」という声もあるので、靴下を買うときに自分の顔のサイズに合うかどうかを確かめておくといいだろう。靴下では鼻とアゴを同時に覆えないという人は、あきらめてジョセフさんのやり方を参考にしてみてはいかがだろうか。(了)