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ベネズエラで大規模デモ、大統領の退陣を求め群衆が通りを覆い尽くす

ベネズエラで大規模デモ、大統領の退陣を求め群衆が通りを覆い尽くす
Facebook/Jorge F. Pantin

ハイパーインフレーションに陥り、多くの国民が食べることにも困っているベネズエラで、大規模な反政府デモが起きた。

 

「出て行け!マドゥロ」と叫ぶ参加者

 

このデモが起きたのは1月23日(現地時間)、ベネズエラの街の通りには多くの群衆が集まり、1月10日に就任して2期目を迎えたニコラス・マドゥロ大統領の退陣を求めた。

 

その数時間前、野党リーダーのフアン・グアイド氏は、自らがベネズエラの暫定大統領だと宣言。その直後、アメリカのトランプ大統領は、グアイド氏が正式なベネズエラのリーダーであり、暫定大統領として承認すると声明を発表したという。

 

これに続き、カナダやブラジル、コロンビア、アルゼンチン、ペルーなどの周辺国もグアイド氏が暫定大統領であると承認する声明を発表したそうだ。

 

その後、ベネズエラ全土で大規模な反政府デモが行われ、首都カラカスに集まった群衆もマドゥロ大統領退陣を求めて「出て行け!マドゥロ」などと声を上げながら、通りを埋め尽くした。

 

その時の様子は撮影され、すでにネットでも公開されている。

 

親政権側もデモを実施

 

このような群衆に対し、治安当局は催涙弾で応戦。発砲音とともに煙が舞い上がり、デモ参加者が散っていく様子も投稿されている。

 

ただデモ参加者の中には、治安部隊に対して「俺たちに加われ!あなたたちも危機の中で暮らしてきた」と呼びかける者もいたという。

 

一方、親政権側でもデモを開催(原文では数百人となっているが、規模は不明)。彼らは赤い服を着て、大統領への支持を訴えたそうだ。

 

マドゥロ大統領も、トランプ大統領が野党のリーダーを暫定大統領として認めたことに対し、「帝国主義である米国政府との外交関係を断つことを決めた」と発表。選挙のやり直しにも応じない姿勢を示したという。

 

反体制側のデモでは、治安部隊との衝突ですでに13人が死亡。首都カラカス以外にも、各地で死者が確認されているそうだ。

 

今後どのような動きが見られるのか、注視していきたい。(了)

 

※グアイド氏に関してはAFPが詳しく報じている。参考にしていただきたい。

 

参考:AFP:ベネズエラの「生き残り」 暫定大統領宣言のグアイド氏とは?(1/24)

出典元:NYPost:Venezuelan anti-government protesters demand Maduro resign(1/23)

出典元:日経新聞:ベネズエラ、米国と断交 国会議長の暫定大統領承認で (1/24)

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