アルバニア、ロシア大使館前の通りを「フリー・ウクライナ」に改名
地中海に面するアルバニアで、ウクライナを支援するため、通りの名前が変えられた。
市議会では全会一致で可決
アルバニアの首都・ティラナには、1つの通り沿いに、ロシア大使館とウクライナ大使館が並んでいるという。
そして3月7日、ティラナ市議会は、全会一致で、大使館の並ぶその通りを「フリー・ウクライナ」と改名することを承認した。
これはウクライナを支援すると同時に、ロシア政府に対する抗議の姿勢の表れだと考えられている。
The @CityOfTirana Council approved the naming of “Free Ukraine” street in Tirana, in a unanimous vote!
Bravo Minister @RominaKuko! 🇦🇱🇺🇦 pic.twitter.com/flSLVEi4PD
— Visegrád 24 (@visegrad24) March 7, 2022
The @CityOfTirana will name a street segment on embassy row “Free Ukraine”
Coincidentally, the Ukranian, Russian, Serbian & Kosovar Embassies are on that row
The Serbia war on Kosovo & the Russian war on Ukraine have defined our generation
This street will define our city 🇦🇱🇺🇦 pic.twitter.com/mWjBwnoWg0
— Erion Veliaj #EYC2022 🇪🇺🇦🇱 (@erionveliaj) March 5, 2022
「ロシア大使館の職員には…」
ロイター通信によれば、今までこの通りは、アルバニアの国民的英雄であるスカンデルベルクの妻、ドニカ・カストリオティにちなんで命名されていたという。
今回、ティラナ市長のエリオン・ヴェリアジ氏は「通りの改名は、ロシア大使館の職員には、思い知らされることになるだろう」と述べている。
そして「ロシア人はフリー・ウクライナの通りの住所で働き、生活し、郵便物を受け取らなければならなくなるのです。この通りが私たちの街を定義することになるのです」と語った。(了)
出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war: humanitarian corridor opened from Sumy; Moscow threatens to cut gas supplies to Europe – live(3/8)