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家を購入するというのは、人生における最大の買い物の一つだろう。

しかし中国で、そんな夢のマイホームを購入した男性が、不動産開発会社とトラブルになっている。マンションのバルコニーに備わった洗面器が余りにも小さく、片手も収まらないサイズだったというのだ。

余りにも小さかったシンク

中国広東省の広州市。タワービルマンションが立ち並ぶ住宅街の一角にあるのが、今回問題となったPoly Roland International Gardenだ。

3つの寝室があり、平均的な価格が約300万元（約5000万円）というこのマンション。その一室を購入した男性は、入居して驚くべき事実を発見した。

バルコニーに水道が備わっていたのだが、そのシンクが余りにも小さかったのだ。

ご覧の通り、片手がシンクからはみ出している状態だ。スマートフォンを横に置いてみたが、大差ない大きさ。その様子はメディアの動画でも公開されている。

https://youtu.be/mGGBsYXes1E

手すら洗えない「手洗い所」

これが「洗面所」と言えるのだろうか？言葉通り顔を洗うことはもちろん、手を洗うことも難しい。「手洗い所」としての機能も果たさないこのシンクを、一体何と呼べばいいのか。

男性は購入前にショールームを訪れていたが、そこに設置されていたシンクは通常のサイズだったという。

その後、複数の購入者から同様の苦情が起きていることが判明した。

販売会社は自然なことだと主張

これに対し不動産開発会社は、購入者たちは別のショールームを見たためだとし、「シンクのサイズが異なる、というのは自然なことです。」と話している。

「我々は、購入時において、シンクのサイズについて何も保証していません。」

しかし、これは常識的に考えて、余りにもひどいのではないか。
「こんなシンク、これまで見たことないよ。」と、購入者の一人は嘆く。

現在、会社と購入者間で、問題の解決に向けた協議が進められているという。（了）

出典元：daily mail：Is this the tiniest sink you’ve seen? Homeowner is shocked to discover a basin smaller than his hand in his new luxurious flat (3/18)

出典元：Next Shark：Luxury Apartment in China Comes With the Tiniest Sink Ever (3/19)