不発弾を発見かと思いきや、実はクリスマスツリーの巨大な飾りつけだった!
イギリスのテムズ川で、不発弾のような球状の物体が発見され、一時警戒が呼び掛けられた。
警視庁の捜査員が現場へ向かう
この物体はロンドン東部の街、Wapping近くを通るテムズ川の岸に打ち上げられていたという。
その姿はまるで第2次大戦中に使われた機雷にそっくり。そのため警戒が呼びかけられ、ロンドン警視庁の捜査員も現場へ向かったそうだ。
しかし調べてみたところ、それはクリスマスツリーなどに使われる、丸い「飾り」だったことが明らかとなる。
Officers were called to Wapping to investigate a possible unexploded device that had been washed up on the shore.
Luckily, upon closer inspection, it is a giant glittery Christmas bauble! 🎄🎅 pic.twitter.com/L6mCzr4Gjk— Tower Hamlets Police (@MPSTowerHam) May 29, 2019
数日前には本物の不発弾を発見
この写真はTower Hamlets警察が撮影したもの。そして5月29日にツイッターへ投稿されてから、520件以上もリツイートされた。
しかし警戒が呼びかけられたのも無理はない。実は数日前にも、キングストン・アポン・テムズという町で実際に、第2次世界大戦中の不発弾が見つかっていたからだ。
このため付近にあったキングストン大学の学生たちは、不発弾が処理されるまで、避難を余儀なくされたという。
不発弾でなくて本当に良かったが、こんな大きな飾り付けがあったとは驚きだ。(了)
出典元:BBC:‘Giant Christmas bauble’ in Thames sparks bomb alert(5/29)
出典元:Evening Standard:Suspected unexploded bomb found on bank of Thames turns out to be giant Christmas bauble(5/29)