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長崎の平和祈念式典に、米、英、仏、独、伊、豪、カナダ、EUの駐日大使が欠席へ、イスラエル大使を招待しないことを受け

長崎の平和祈念式典に、米、英、仏、独、伊、豪、カナダ、EUの駐日大使が欠席へ、イスラエル大使を招待しないことを受け
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長崎への原爆投下の日に行われる平和祈念式典に、アメリカやイギリス、ドイツやEUなど各国の駐日大使が、欠席する見通しとなった。

 

イスラエル大使を招待するよう要請

 

8月9日には長崎で平和祈念式典が行われるが、長崎の鈴木史朗市長は、イスラエルの駐日大使を招待しない方針を決めていた。

 

これを受け、アメリカやイギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オーストラリア、カナダ、EUの駐日大使も7日、長崎の平和祈念式典に出席しない意向を示した。

 

長崎の鈴木史朗市長は、イスラエルのギラッド・コーエン駐日大使を招待しなかったのは、ガザ侵攻への抗議行動を引き起こす恐れがあるためだと述べ、「厳粛な雰囲気」が必要だと強調していた。

 

しかし7月19日には、すでに日本を除くG7主要7か国とEUの駐日大使らが連名で、長崎市長に対し、「式典にイスラエルを招かないことは、ロシアなどと同列に扱うようなもので、不幸で誤解を招く」と懸念を伝え、イスラエル大使を招待するよう呼びかけていたという。

 

今回、在日アメリカ大使館の広報担当者は、イスラエルの大使を招待しない決定が、「式典を政治化」したと懸念を示し、「エマニュエル大使は出席しない」と明らかにした。

 

またアメリカや他の西側諸国は、大使の代わりに、下位レベルの代表を出席させる予定だとしている。

 

イスラエル軍がガザ南部で攻撃を強化

 

イスラエル軍はガザ地区南部のハンユニスで攻撃を強化しており、8月7日には過去数時間で、少なくとも11人のパレスチナ人が殺害されたという。

 

またハンユニス東部の町、バニ・スヘイラにある住宅もイスラエル軍により攻撃され、女性を含む、少なくとも4人のパレスチナ人が殺害された。

 

さらにイスラエル軍は、ガザ地区中部のDeir el-Balahにある避難民のキャンプを空爆。数十人のパレスチナ人が負傷したという。

 

このキャンプは、イスラエル軍が安全地帯に指定していた場所で、ガザ地区南部から多くのパレスチナ人が避難し、身を寄せていたが、イスラエル軍は8月6日から空爆を繰り返している。

 

トルコが「ジェノサイド」裁判に参加

 

トルコ政府は8月7日、南アフリカが国際司法裁判所に訴えている、「ジェノサイド」裁判に加わることを明らかにした。

 

南アフリカは、イスラエルがガザ地区で「ジェノサイド(集団虐殺)」を犯していると国際司法裁判所に訴え、ガザ地区での軍事行動を止めるよう求めている。

 

この訴訟には、すでにコロンビアやニカラグア、スペイン、リビア、パレスチナ、メキシコも加わっており、今回トルコも新たに参加することになった。

 

トルコ外務省は7日に声明を発表し、「トルコの介入決定は、我が国がパレスチナ問題を法と正義の枠組み内で解決することに重きを置いていることを反映している。人道に対する良心と国際法が、イスラエルに責任を負わせるだろう」と述べた。(了)

 

出典元:Al Jazeera:Israel war on Gaza live: Calls grow for probe into torture of prisoners(8/7)

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